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ここは、自分のこだわりを書き綴った場にしたいと思ってます。小説はすべて私の頭の中の妄想・空想を書き綴っています。


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DID風流人様投稿 戦国DID妄想

戦国DID妄想 第一部

5章 1581年3月 勅使派遣
数日間の堂々巡りの後、太閤近衛前久が最初から決めていた結論を出す。
“帝は譲位するが本年は暦道上不吉のため来年とする。
関白は辞任、左大臣を関白に、信長を左大臣に推任。
推任の勅使は上臈の局と東宮夫人、御付き丹波の局”
譲位を認めつつも先送りし信長を取り込む腹だった。
勧修寺晴子の勅使は信長調略のためだが、折伏しておく必要があった。
前久は晴子を訪ね勅使指名を伝えた後、単刀直入に訊ねた。
「催しの前に信長とお会いになった時のことをお聞かせください」
晴子は、丹波の局に謀られ五の宮を探して迷い偶然会ったと話した。
湯殿のことは触れない。
「信長は、催しで御方様にあのように振る舞えと?」
「面目が立つようにする、思うままにせよ、と。あれは私自身の気持ちです」
「前久も信長を征夷大将軍にした公武合体政治にすべきと思っています」
「では、何故左大臣に?ご譲位先延ばしを?」
「先延ばしの間に、信長を帝に仕える気持ちに変えるためです」
「何故、私を勅使に?」
「御方様は信長と馬が合っておられるし、いずれ国母になられるので信長にとって有用な方。勅使の他に信長を説得する役目もお願いします。
信長は譲位先を猶子五の宮にして太政天皇になるつもりですが、誠仁親王へ譲位後に時を置いて一の宮に譲位が順当です。
それなら、信長が幕府を開き公家を統括してもよい、と伝えられたい」
晴子は、信長が安土城に五の宮と自分を連れ行く、と言ったことは伏せた。
「信長は、あくまで帝に仕える形でないと民をまとめられません」
「信長様はあの催しの時にも群衆から大喝采されるほど人気があります」
「兵士達のばら撒く西洋菓子に群がったのが群衆の真の姿。あの喝采は信尹の拍手を合図に、群衆に紛れさせた連中が応じ、それに同調しただけ。
この国の公家・武家・民は、周りの空気に同調し狎れ合って生きている」
「信長様は、人々にそれとは違う生き方を示したと思います」
「突出し尖った者が、人々の生き方を変えようとすれば混乱し争いになる。
信長に世を変えさせつつも、同調の空気を帝に象徴させ、公家達がぬるま湯にすれば狎れ合って収まる」
「それでは信長様の本来の力を削いでしまうのでは?」
前久は無視し言葉を荒げ、
「其方は東宮夫人と呼ばれるが、清華家格でないから皇后や上臈になれない。
武家折伏のため下げ渡される湯殿内侍になる立場。
我が叔母は12代義晴に、姉は朝倉義景に、妹は13代義輝に下り、彼等を折伏した。公家化した15代義昭は妹を若狭武田に下し、その娘が我が側室。
其方の祖母は勧修寺家から若狭武田の重臣粟屋氏に下り、娘が勧修寺家に嫁ぎ返し其方を生んだ。
武田信玄に下された清華家の三条夫人は、国僧快川和尚や三条家を通じ朝廷・公家と信玄の関係を築いた。信玄存命ならば、将軍の后として武田幕府を支えたはず。
武家同士の女渡しは人質・献上女・分捕り品、公家のそれは懐柔の女罠。
勧修寺家も藤原一族、一族筆頭の前久が其方に命じる。
1年かけて信長の心を奪い、帝に仕える気持ちに変えよ!」
「晴子を信長様に下げ渡そうとするこのお役目は・・・」
前久は有無を言わせぬと、「受けぬと言えば湯殿内侍にして行かせる」
晴子は前久を睨みながら、
「女の体を罠に信長様を騙すくらいなら、掠奪される方がましです!」
前久は目をきらりと光らせ遮る。
「其方の兄晴豊が催しの前に急ぎ伝奏で信長を湯殿に訪ねた折、中から女の悲鳴が聞こえたという。
背くなら、上﨟󠄀の局と丹波の局にその女の詮索をさせる」
涙を滲ませ唇を噛む晴子に、言葉を和らげ、
「所詮、信長は女罠だと承知。御方様は催しの時のように、ご自分の気持ちで振舞えばよいのです。
足利3代義満公は南北朝を統合し理想の幕府を開いたが、後に日本国王を名乗り帝を越えようとして毒により誅殺された。
以後、乱世となり、11年におよぶ応仁の乱を挟んで170年間経て今に至る。
信長は一の宮に仕える幕府将軍になり、国母の御方様が信長の后になる。
それが、国にも信長と御方様にとっても一番よいのです」

DID風流人様投稿 戦国DID妄想

戦国DID妄想 第一部

4章 1581年2月 南蛮擬闘の催し
勧修寺晴豊の公卿評定から信長への至急伝奏は次の事だった。
“催しの中身を知らせよ。安土城を模した高い屋形を使うようだが、帝を見下ろすことは許さぬ”
催しが始まる少し前にようやく晴豊が戻り、信長の返事を伝奏した。
“屋形は安土城を見たいという帝の意に沿うもの。帝が座にある時は信長は屋形に上がらない。催しは愛国を示す内容”
公卿評定は関白九条兼孝、左大臣一条内基、右大臣二条昭実が、
“異例のことは止めさせ、止めぬなら帝は退席”と主張。
親信長派の内大臣近衛信尹が、“信長の意図を見知るべき”と。
堂々巡りで時間が迫り、太閤近衛前久が“帝退席を信長が譲位を迫る口実にしたら、関白は責任を持つか”と発言。
関白等は沈黙後、帝・公家桟敷に結界を張るならよし、と妥協した。

定刻、帝・公家・女房達が着席した。
桟敷に注連縄の結界が張られ、安土城屋形の姿はない。
耳なれない喇叭が響き、黄色地に赤縞の旗を掲げた鉄鎧の兵士達が歓声を挙げて突入してくる。
目出し兜に旗と同じ縞模様の鎧、群衆から悲鳴、公家席も動揺で波打つ。
兵士達が西洋菓子らしきものを群衆に投げ与え、群衆は群がる。
(戦後、西班牙が発見したアメリカ占領軍にギブミーチョコと群がったように)
先頭の隊長が公家席に向かって叫ぶ。
「金と血の旗は征服者西班牙の旗!属国となり明国征服に協力せよ!」
振り上げる剣を合図に背後から女達が引き出される。
武家・町民・農民の風体の女達は鎖で縛られ繋がれている。
最後に、勧修寺晴子が袿(うちき)の上から藁縄で縛られ唐衣を掛けられて引き出された。
騒めく女房席から、上臈の局が「東宮夫人、なんと恥知らずな姿!」
丹波の局が「なんと不浄な!結界がなければ我等も穢れる!」
隊長「降伏し属国になれば、帝・公家の身分は保証する。
降伏せねば、この女達のように、公家も民も奴隷にしてルソンに送る!
見せしめに、この公家女を兵士達に凌辱させる!」
晴子の唐衣を剥ぎ、袿の胸元に剣を入れ切り裂いて裸にしようとする。
公家も女房達も私が凌辱される姿を嘲笑う・・・でも負けるものか!
晴子は長い髪を掴まれたまま藁縄縛りの身を捩り凛として高らかに叫ぶ。
「闘わずして属国にされ心も奴隷にされることこそ恥じ!
勧修寺晴子は倭撫子!たとえ凌辱されようとも恥じ知らずではない!
朝廷の方々!恥を知り、属国を拒否し闘いくだされ!」
異形の兵士達が剣で注連縄の結界を断ち切る。
関白と左右大臣が帝を連れて退避する。
誠仁親王と公家達も続こうとするが、近衛前久・信尹が制して残す。
女房達は奥へ逃げ興味深そうに覗いている。
帝退席を待って、台車に載った安土城屋形が現れ、上段に信長が仁王立ち。
信長の軍勢が異形の兵士達に襲い掛かり場外へ撃退した。
信長は屋形を駆け下り、蘭丸が庇護する晴子に近づき剣で藁縄を切り解く。
蘭丸が唐衣を着せ、信長が晴子を抱き上げ、無人の女房席に着座させ、片膝を着いて剣を置き一礼した。
蘭丸が「若狭武田衆を陣中見舞された御方様に、催しのお役を無理強いしたは我の一存、ご無礼お許しくだされ」
近衛信尹が「いや、蘭丸殿からのお申し出を我が許した」
晴子「帝と民のために闘う催しの段どりお見事。この役を果たせたは身の誉」
信長に向かって、「国を守るため斯くの如く異国と闘いくだされ」
信長「そのための天下布武!倭撫子の矜持こそは我が国の根本!」
近衛信尹が拍手するも公家席は同ぜず、群衆からは大喝采が起こった。
関白達が帝を連れて席に戻るが、信長は一瞥だにせず乗馬する。
女房達も桟敷に返ったが、誰も晴子の近くに寄らない。
天下布武の旗を掲げた信長の軍が場内を一周し退出した。

数日後、信長から公卿評定に申し入れがあった。
“帝を退席させ民の前で臆病を見せたは失態。ご高齢の帝は譲位し、関白・左右大臣は辞するべし”
関白等の議論は、多数が 「信長の恫喝を受けては面子が立たない」
内大臣近衛信尹一人が、「南蛮の脅威の中、申し入れは当然」
関白等が、「明へは武家と農民を駆り集め派兵すればいい。
帝と公家の身分を保証させ、うまく取り入って公家の安泰を図ればいい」
公卿評定はまとまらず、数日過ぎた。

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戦国DID妄想 第一部

3章 1581年2月 湯殿
思わず、粟屋勝介の名を出してしまった、もう素性がわかってしまう。
蘭丸が「粟屋勝介殿に問い合わせますか?」
「いや、思い当たる。五の宮の母、東宮夫人。何か曰くがあろう、話せ」
五の宮は取り返さなくては!恥も外聞も何もかも捨てなくては!
晴子は経緯を話し、
「五の宮は御猶子とは言え6歳の子供、この母の身に代えてお返しください」
「東宮夫人が女の体を差し出すというのか?」
そんなつもりでは! だが、丸裸で褌で縛られ目の前には怒張がある。
もう、どうなるかわからないが、飛び込むしかない!
「そうしなければ返さぬとおっしゃるなら!」
その時、部屋の戸が激しく叩かれ、
「信長様!勧修寺晴豊でございます、公卿評定からの至急御伝奏です」
晴子は愕然とした。兄が五の宮を連れ出したというのは嘘だった!
丹波の局が誠仁親王と若草の君の逢瀬から遠ざけようと謀ったのだ!
ここを兄に見られてはとんでもないことになる。信長に縋るしかない。
「この身お預けします!お匿いを!」
信長は晴子を抱えて湯舟に入る。
蘭丸が待合所で待つように言うが、晴豊はここで待つと聞かない。
信長は湯舟で抱えた晴子の股間に手を伸ばし、核を強く摘んだ。
「ひぃー」と晴子が魂消る悲鳴を上げ、蘭丸が「上様はお取込み中!」
「あちらでお待ちします」と晴豊は去った。
核を摘まれた晴子は、嬌(きょう)として力無く信長の胸に顔を埋めている。
丸裸の身を縛る褌の主に身を預けるのは、“女にして”と懇願するのと同じ。
もう、核まで摘まれて、そうされかかっている・・・
でも、そうなったら、御所に帰ってからどうなる・・・
丹波の局が謀ったと弁明しても誠仁親王も上臈の局も庇うはずがない。
親王は若草の君に気が移っているし、上臈の局は丹波の局と共謀だ。
彼等に汚名を着せられ御所から放り出される、子供達にも会えなくなる・・・
恥ずかしい、悲しい、口惜しい、晴子は咽び泣いた。
その気持ちがわかったような信長に強く抱きしめられ「むうー」と呻く。
「余は其方のような母を知らぬ、余の母は・・・」と言いかけて止め、
「女の体を投げ出すと言ったが、返す五の宮がいない故受け取れぬ。
余は据え膳は食わぬ。だが、其方は余の男を猛らせた、その収まりはつけよ」
信長は晴子の後ろに立ち高手小手に括し上げられた手に怒張を握らせる。
躊躇って開く指をぎゅっと把持して握らせる。
「あー、こ、こんな・・・」
「指で済ませてやろうとしている、やらぬなら口を使わせる」
思わず、指に力を入れてしまう。
髪を掴まれて仰け反らされると見下ろす信長の猛々しい目に犯される。
「いつか其方に負い目のない時、手籠めにする!」
血が逆流するような情感に突き上げられ、ぎゅっと握り締めた。
途端に信長は雄叫びして果てた。
手桶の水で晴子の手を洗い流し、再び湯に浸かり向かい合う。
「東宮夫人の周りは敵だらけのようだが、御所に帰れるか?」
晴子は凛として信長の目を見て、
「帰れます!馬揃えで信長様が示されたように、周りに負けず己の生き方をいたします」
信長は燃える目で晴子を見つめた後、「馬揃えを其方のように見たものは他にあるまい。
だが、あの目的は、公家達に南蛮の脅威を知らしめるためだ。
安土城は、異人と闘う信長の王城だ。
猶子五の宮は、しかるべき時期に母と共に安土城に連れ行く」
晴子を縛った褌を解き、抱き上げて脱衣場に入る。
「蘭丸、東宮夫人に午後の催しで一役買わせる。
面目が立つようにして帰す。余の考えがわかるか?」
「承知しおります。然るべく段取りいたします」
信長は晴子に向かって、
「聡い其方は才覚により思うままにすればよい」

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戦国DID妄想 第一部

2章 1581年2月 馬揃え
馬揃えは、2月28日、内裏の東隣りの火除け地でと決まっていた。
前久は、信長が軍勢で内裏を囲んだ圧力で帝に譲位を迫るのではないか、と危惧し洛外を主張した。
しかし、帝が閲兵しやすいとの理屈で信長に押し切られ不安の中で迎えた。
帝の左右に、誠仁親王と公家達も着座、群衆も多く集まり、沿道は2万の信長軍で埋め尽くされている。
勧修寺晴子も女房桟敷に参列していた。
午前十時、太鼓が轟き馬揃え武者達が鬨の声を上げて入場した。
先頭の若狭武田一群の中に大叔父粟屋勝介の姿もあり、続いて明智光秀軍、信長の息子達、太閤近衛前久、内大臣近衛信尹達が続いた。
信尹(のぶただ)は、前久の息子だが信長に心酔し信の字をもらっていた。
次いで森蘭丸を先頭に小姓達が続き、最後に信長が入場してきた。
深紅の蜀江の錦、角が突き出た黒の唐冠、金銀鞘の両刀を指し、まるで異国の王のように見えた。
群衆は暫く静まり返り、やがてざわめいた。
晴子の周りの女房達もその異形さを揶揄し非難している。
だが、晴子はまったく別の思いだった。
異形さは、人々に、“周囲の目を憚らず、己の思うとおりの生き方をせよ”と示しているのだと。
馬揃えは昼休みになり、公家と武家それぞれの休み処で宴の予定だった。
未の正刻(14時)から催しがあった後、出陣を模して退出の馬揃えとなる。
晴子は侍女が宴の手伝いのため、一人で控え部屋にいた。
手持無沙汰なので、唐衣と表着を脱ぎ袿だけになって庭へ出た。
離れた別の控室で誠仁親王が若草の君を抱いているのが見えた。
怒りは湧かなかったが意地悪心が起きて向かおうとした時、声を掛けられた。
晴子を追い落とそうとしている若草の君付き花山院家丹波の局だった。
「東宮夫人、先程、兄君が五の宮様を信長様にご挨拶させると武者処の方へ。
御猶子を連れ帰られるかもしれませんよ」
武家伝奏の兄晴豊と信長の関係、近衛前久の“猶子五の宮へ譲位させ”、という言葉が駆け巡る。
夢中で武者処へ走り込み、兄勧修寺晴豊の居場所を問うが皆首を振る。
いつの間にか人気が絶えた場所に入り込んでしまった。
湯殿の裏らしい、と思った時、侍が飛び出て晴子を脱衣部屋に引き込んだ。
侍は脱衣所に向かって、「不審な女を捕らえました」
中から、「丁度よい、湯女に使う、中へ入れよ」
突き入れられると、武者が後ろ向きに肌着を脱がせろというように立っていた。
肌着に手を掛け脱がせると、男の汗の匂いと背中の多くの刀傷に竦んだ。
「早くせよ」、残りは褌だけだ、晴子は手が出ない。
「蘭丸!、この女は湯殿掛りではない。裸に剥け!」
振り返りながら言ったその顔は信長だった。
丸裸にされ、蘭丸に両腕を背に捩じ上げられて前屈みに引き据えられる。
信長は外した褌で背の両手首を括り引き上げた。
前に廻し両乳房を持ち上げて下側を廻し後ろの括り瘤に掛け前に戻し、乳房の上側を絞り突き出させ背後で縄止めした。
蘭丸が黒髪を掴んで信長を見上げさせる。
浅黒い巨根が晴子の目の前に怒張して屹立している。
生まれて初めての縄目、それも信長の褌で高手小手に縛られ、目の前に猛々しい怒張が唇を割ろうとするように近づく。
馬揃えで、この男の猛々しさに心を奪われた・・・
顔、首筋から丸裸の体全体が朱に染まる。
私の体はこの怒張に奪われることを欲している。
突き上がる衝動に気を失いそうになった。
気付けするように、怒張が左右の頬を往復して叩く。
「まず、名を申せ」
こんな姿にされては、東宮夫人と名乗れない。
晴子は咄嗟に「織田ご家中、若狭武田衆粟屋勝介の縁者で女官若狭です」

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戦国DID妄想 第一部

1章 1581年初 信長、前久、晴子
前年に安土城を建設、秀吉が毛利攻め開始、残るは信玄亡き武田。
誠仁(さねひと)親王に二条新御所(下御所)を進呈、その五の宮を猶子にし、高齢の正親町(おおぎまち)天皇から親王、五の宮への二段階譲位により太上天皇になる準備完了。
西班牙(スペイン)・葡萄牙(ポルトガル)と戦う体制準備が整う。
以下、信長と前久の考え方
<信長>
日本が異国と交流し発展するため切支丹は有用。
耶蘇会に布教を認め、代わりに南蛮文化・武器を入手する。
だが、耶蘇会の背後には葡萄牙、その背後に西班牙がいる。
布教に名を借り相手国内を調略し内乱に乗じ軍事制圧する。
呂宋もその手で属国化され国名もフィリピンと変えられた。
昨年、西班牙は葡萄牙と連合し、明を西班牙、日本を葡萄牙と決めた。
葡萄牙に日本を属国化させ明国征服に出兵させようとしている。
日本は強力な政権で国内を統一しないといいようにされる。
<前久>まったく異存なし。
<信長>
最大の弱点は世襲公家支配を寺社勢力で防護している摂関体制。
都合よく帝を利用し、実力武将を籠絡し、状況如何で取り換える。
公家内部は緊張感無き狎れ合いで、汗をかかずにうまい汁を吸う。
これでは、国の存亡を賭けて外敵と闘えない。
<前久>
自分は、その弱点克服のため汗をかき手を汚し核になる武家を求めてきた。
3代義満以来の武家らしい13代義輝が暗殺され挫折、武田信玄を核にと画策したが1573年病没。
信長を支持し15代義昭を追放、公武統合の強力な幕府樹立を目指している。
しかし、信長は帝に仕える将軍であるべきで帝の上に立ってはならぬ。
<信長>
真の公武統合は帝の上に立つ王でなければ出来ぬ。
そうでなければ、公家・寺社勢力に操られるだけ、15代義昭がいい例だ。
王を目指すものが、自らの実力でその地位を掴んでこそ統合できる。
それでこそ、狎れあいが排され、緊張感を持った進歩が続く。
そもそも、古代天皇神武や雄略は王。藤原鎌足が中大兄皇子を担ぎ天智天皇にし、その息子不比等が藤原支配の国作りをした。
今や公家はすべて藤原氏、官位もその世襲では何も変わらず進歩はない。
<前久>
自分は藤原筆頭だが、藤原体制を壊して作り直すことはやぶさかでない。
しかし、武家と公家を調整し、民に帝を象徴として崇めさせる公家官僚は必要。
この国の人々は、狎れあいと同調のぬるま湯をよしとし、乱世が新しい世になるのでなく元の安心安全に戻ることを望む。
これは数百年後も不変で、世界の先頭には立てず、大国の庇護下での平和に甘んじるだろう、それがこの国に合っている。
その国内を纏めるには“同調出来る不変の象徴”が必要で、それが帝。

両者は互いに認めあい親交も深かったが、裏では各々の理念に基づいて激しく鍔迫り合いしていた。
<勧修寺(かじゅうじ)晴子(はれこ)(28歳)>
晴子は14歳で親王に入内し6男1女を生んだ。勧修寺家は名家格で皇后になれないが、皇子即位により准后となり清華格に上格できる。
その期待に応えようと好きでもない親王の子を産み続けたが、それも終わった。
最近、14歳下の若草の君が清華格の花山院から入内して親王の寵愛を受け、御付きの丹波の局が上臈に取り入り晴子を追い落とそうとしている。
そんなことや、しきたりに縛られた朝廷の生活がじめじめした穴倉に思えた。
もっと伸び伸びと自分らしい生き方がしたい。
母は若狭武田系武家粟屋氏の血が流れ、大叔父の粟屋勝介は信長の家臣。
幼い頃、祖父や大叔父から信長の話を聞かされ憧れがあった。
五の宮の猶父信長に晴子はまだ会っていないが、武家伝奏の兄晴豊からも信長の言動を聞いていた。
近衛前久は晴子の聡明さを評価し、信長は五の宮へ二段回譲位させ太政天皇になるつもり、などの政治向きの話をよくしてくれた。
信長の帝や公家軽視の言動にも、むしろ己の道を突き進む魅力を感じた。
明日、信長が朝廷に閲覧させる馬揃え(軍事パレード)が楽しみだった。

DID風流人様投稿 戦国DID妄想

本日から、DID風流人様投稿小説の連載を開始します。
今回の小説は、日本人に馴染みの深い戦国時代。それも
信長、秀吉の時代を背景にした小説です。
DID風流人様渾身の大作です。
それではお楽しみください。


戦国DID妄想 第一部 はじめに

戦国時代後期はDIDの宝庫で、長年DID“研究”の対象にしてきました。
第一部は本能寺直前1581年初~清須会議1582年夏です。
この時代には、通説・異説・俗説・嘘説・創作が無数にあります。
本作は、これらを読み漁って湧いてきた妄想フィクションです。
史上の人物・事件等も脚色・改竄・誇大化・創作したものです。
第一部登場DIDのイメージを女優を複数例示してご紹介します。
各女優は役の年齢の時をイメージしてください。
役の年齢は1581年当時
*勧修寺晴子28 後陽成天皇生母
久我美子、栗原小巻、岡江久美子
*京極竜子22 名門の芯の強い美女
香川京子、松原智恵子、岡まゆみ
*於市34 信長異母妹と設定
八千草薫、香山美子、黒木瞳
*小野於通18 実在だが謎多い
梶芽衣子、秋吉久美子、仲間由紀恵
*真理姫31 公家出身の信玄正室三女
小山明子、佐藤友美、池上季実子
*山名祐姫35 名門の因幡美人
岸惠子、眞野あずさ、仁科明子
*尼子康子22 尼子残党の女武者
高千穂ひづる、中山麻理、志穂美悦子
*備前殿於福33 戦国一の分捕られ美女
万里昌代、杉本彩、橋本マナミ
*織田京子17 光秀四女で信長の甥の正室
星由里子、古手川祐子、長谷川京子
*姫路殿20 織田に怨みを持つ悪女、責め側
小川眞由美、松尾嘉代、国生さゆり
選考するたびに変ってしまいますが・・・
 
第二部で夏目雅子(淀殿)、大原麗子(ガラシャ)他多数予定。

時代劇「亜美と怪兵」2部 箱根特別編

20章

肩が固定するよう独特な厳しい後手縛りの上、胡坐縛りにされ、床に座らされている二人の前に裏窓がすっと立った。
まだ胡坐縛りで尻を床に付いた状態での後ろ手緊縛である。
見上げるような姿勢で、女たちが裏窓を見る。

「うぐぐ・・・・」
{だからしゃべるって言ってるじゃないか!!猿轡を外しておくれよ。}
「むむむ・・・・」
{どうして白状させてくれないんだよ。猿轡噛ませといて、どうやって白状しろっていうんだよ。この変態野郎!!}

「それにしても強情な女たちじゃ、絶対にわれらには屈服せぬ眼をしておるわ。今猿轡外せば、即刻舌を噛み切るに違いない。今以上に猿轡を絞り上げい!!」
{だ・か・ら・・・・舌なんて噛まないって!!もう我慢できない。耐えられないわ。なんでも話しますから、猿轡をなんとか・・・・・うぐぐぐ」
もう、ほとんど顔が縄で二つに切断されるくらいに更に縄轡が締め上げられ、唇の両端が裂け血がにじむほどである。
顔の中心に縄の結び玉が食い込んでいる。

「尻の穴をみせよ!」
岡引たちが、お由美とお百合の背後に廻り、後ろ体重にさせて、股間が丸見えになるような姿勢にさせた。
剃り上げられツルツルになった秘部。
嘗め回されジュースをたっぷりと吹き上げた赤貝が口を開けている。尻の穴が丸見えになり、ピンク色の尻穴の皺までピクピク動いている。
犬のような恥ずかしい姿を曝け出した二人に、裏窓は、両方の手にそれぞれ木刀ような丸い棒を持ち、太ももの付け根あたりを棒の先端で軽く押し始めたのである。
無表情に念を送るように、棒の先端を軽く付け、押している。
何か特別なツボなのであろう。
女たちの顔に恐怖が浮かび上がり、呻き声と同時に全身から脂汗が一斉に噴き始めたのである。
「うぐぐぐぐぐぐ」
まるでの獣の絶叫のような声を上げ始めた。
もちろん、縄の猿轡でその声は遮られている。
気が狂ったように暴れたくとも、後ろから岡引たちが、身体を押さえつけ、暴れることも出来ない。
「なかなか情のきつい女たちよのお!・・・・さすがは、九州左衛門の配下じゃ、まだ口を割らぬとは見上げたものじゃ」
「むぐぐぐ」「むむむむ」
{早く猿轡を外せ、白状したいんだよ。お願いだからもうやめて。堪忍して!!」
もの凄い、絶叫というか猿轡越しの呻き声の絶叫である。
何度も何度も縄の猿轡を絞り上げられて、お由美とお百合の顔は頬から真っ二つに割れるのではないかと思われるほど瓢箪以上に縊れている。
その上、縄の結びコブをがっちり噛みしめて激痛に耐えているのだ。
頬は荒縄で皮膚が破け、赤い血が見えており、涙と鼻水と涎で端正な顔は完全に崩壊していた。その顔も宇佐美と加納には征服したような達成感を満たしてくれるのである。
裏窓はどこまでも部下の性癖を満足させる上役なのである。

女たちの哀願もまったく聞こえぬふりの裏窓は、小半刻は、股間に棒を押し付けたままである。
この激痛は、数ある拷問の中でも最高ランクの拷問である。
股間にあるツボを棒の先端を押し付けるように押す。それだけだ。
お由美もお百合も気を失う寸前ながら、そこは、裏窓が失神させないのだ。
失神しそうになると、紫龍膏を今度は尻の穴に塗りこむのだ。
これも覚醒効果抜群の拷問である。
またしても女たちは絶叫し、暴れのたうち回るのである。

「仕方ない。加納、宇佐美、そこにあるこけしをくれてやれ!」
「ははっ!!」
二人は、総仕上げに箱の中から男根を形をした木の彫り物を取り出すと、胡坐縛りで股間を丸見せにした二人の赤貝の中に南蛮渡来の媚薬を塗り込み、そして、こけしを挿入したのだ。
「留吉、辰三・・・・その方たちは、その尻の穴を嬲ってやれ!」
 棒から手を離し裏窓は、加納と宇佐美、留吉と辰三が繰り出すこけしによる赤貝と尻の穴へのご褒美を満足そうに見つめていた。


そこに居る男たちは全員大満足である。
挿入は出来ずとも、これほどの美女二人の悶え喜ぶ(苦しむ)姿をたっぷりと堪能したのである。
こけしと指と舌で嬲られ絶頂を迎えた二人に、最後、裏窓が棒の先端で太ももの付け根をグイッと押すと、二人は気を失って果てたのである。

「お頭様。これからいかが致します。」
「夜も深けた。・・・・・今夜はここまでと致そう。皆もご苦労であった。ゆっくりと休め」
「お頭様、今日はありがとうございました」
皆が礼を言うと、裏窓は大きく頷いた。

一同は、気を失ったお由美とお百合をそのままにして、土蔵に鍵を掛け、母屋に戻っていった。
「それにしても、あの二人、中々の剛の者よのお!・・・・我らの責めにとうとう最後まで頑として口を割らなかったのお。さすがは九州左衛門の配下じゃ!曲者ながら見上げたものよ!」
裏窓怪兵は、土蔵の外で、そう声に出しながら、土蔵を後にしたのだ。

それから半刻後、一同が母屋で寛いでいるとき、この庄屋の家の下男の茂助が、土蔵の床下から床板を外して、中に忍び込んだのである。
下男の茂助も、九州左衛門配下の草の一人である。

茂助は、一部始終を床下から聞いていて、いかなる責めにも猿轡を噛み縛り、お由美とお百合が口を割らずに耐えたと思っていた。
「お由美さん、お百合さん。あんたたちはたいしたお方じゃ!。よくまあ、あれだけの拷問に耐えられたもんじゃ。」
茂助は土蔵の中で二人を介抱し、着物着せ、そして床下の抜け穴から、二人を逃がしたのある。
裏窓は、歩いて逃げれるくらいにしか二人の女の肉体は痛めつけてはいない。
たった一晩の責めである。凄まじい痛みを伴っても、体力は落ちていないのだ。

女二人は、茂助に礼を言って、足早に箱根の間道に入った。
目指すは、梓姐さんがいる駿府である。
もちろん、二人の後を、火付盗賊追捕使の手下が絶対に見失わないように、尾行していることなど知らない。
寝ずの拷問はそれだけの注意力・集中力を奪っていたのだ。
女二人は、普通なら念入りに尾行の存在を意識しながら移動するのだが、流石激しい拷問の後で、一刻も早く駿府に行きたい一心である。
火付盗賊追捕使の尾行に気付かなかったのだ。

怪兵は、捕らえたお由美とお百合を留め置いたままにしていると、九州左衛門たちは、組織の内情が火付盗賊追捕使に知られたと悟り、謀り事を中止し、組織を全国に散らすに違いないと思っていた。
その為には、お由美とお百合には、即日脱獄し逃亡したように見せる必要があったのだ。

尾行は、お由美とお百合が駿府の街にある「志麻屋」という料理屋に入るのを見届けた。
ここが、九州左衛門の配下・組頭の梓の盗人宿である。
とうとう九州左衛門のアジトのひとつを捕捉したのである。
怪兵の狙いはアジトを捕捉することにあった。

そして、二人を逃がした後、何食わぬ顔で母屋に戻ってきた下男の
茂助が捕らえられ、今度は正真正銘の息をつかせぬほどの火盗追捕使の凄まじい拷問にあったことはいうまでもない。
草の一人とは言え、茂助は箱根から駿府界隈の繋ぎ宿のこと、配下の草の情報を洗いざらいしゃべったのである。
男に対しては、凄惨な拷問であったことは言うもでもない。

箱根編終わり
駿府編に続く

時代劇「亜美と怪兵」2部 箱根特別編

19章

宵の口から始まった二人の女盗賊への責めは、深夜まで続く。
縄尻を天井から吊るし、片足のみ膝を吊り上げた姿勢での責めでは、陰毛を剃り上げた後、
加納と宇佐美はぱっくり口を開けた赤貝に顔を埋めての舌先での愛撫がスタートしたのだ。
その間、一人の岡引が、乳首を舐め、乳房を背後から揉み上げ、
更に別の一人が、うなじから背中、尻を嘗め回す。
交代を挟んで、半刻(一時間)はたっぷりと舐め、揉みといじくりを交互に織り交ぜての責めが続いた。
京の花柳界で鳴らした美人芸者の乳房と秘部を拝み、舐め、揉み回すなど岡引にとっても夢のような時間である。
皆、真剣に二人の柔肌をむさぼったのである。
責めとというより、配下の者たちへの褒美であり給与に替わる現物支給である。
配下の者にとって、挿入は出来ずともこれほどの上玉への責めは最高の報酬なのである。

「辛かろうが、中に入れてはならぬぞ!・・・・これだけは仕方ない。我慢いたせ。ははは。さあ、そろそろ銀雲膏を塗りこめ!」
銀雲膏とは、裏窓怪兵が、昔、長崎の唐人より製造法を直々にならった中国の秘薬であり、
百種類の草花を用いて作られる中国伝来の超媚薬である。
暇を見つけては怪兵が、薬草を練り、煎じ込み、作り上げた軟膏である。
これを女性の秘部の奥にたっぷりと塗りこむと、全身の毛穴が総毛たち、男の一物が入らないとどうにもならぬように悶え苦しむという代物である。
四半刻毎に少しずつ塗りこみ、最後にある一つの責めを行うと逆に激しい痛みを伴い、のたうち廻ると言われている。
配下の者たちが、一通り嘗め回した後、銀雲膏の効き目が顕れるまで、今度は臀部への激しい鞭打ちである。
竹の先端を何重にも裂き、更に麻紐で先端を補強したムチである。
「むぐぐぐ」「ううううう」お由美をお百合も相当に応えてきているのがわかる。

臀部の皮膚が破れ、赤い血が浮き出すたびに、これも、怪兵が作った特殊な軟膏を
臀部に塗りこむ。
塩を塗りこまれた以上の激しい激痛である。たっぷり塗りこんだ後、更にムチ打つのだ。
土蔵の中に女二人の呻き声が猿轡越しに響きわたった。
「お頭、この二人、もうだいぶ性根に応えてございます」と留吉が言うや否や、
「なんの、まったく屁にも思っておるまい。猿轡が緩んでおる。しゃべりたくないのなら、しゃべれぬように、もっと、きつく締め上げい」と裏窓は、意に介せず猿轡を締め上げさせ、
責めを続行させる。

「うぐぐぐ」{申し上げます。}
「むむむむ」{何でも白状いたします。}
激しいムチ打ちで、二人の女の性根が折れ、眼で白状する気になったと訴えているのがわかった。
尻へのムチ打ちと特殊軟膏のすり込みは、相当辛い折檻である。
実は、この軟膏は、紫龍膏というもので、凄まじい痛みを伴うが、化膿止めも含まれており、罪人たちを破傷風から守る意味もある漢方薬でもある。
しかし、これを傷口に塗り込まれると、普通の罪人は、すぐに口を割るほどの優れものの拷問薬である。

しかし、裏窓は、まったく気づかぬふりである。
裏窓は最初から二人に白状させる気はなかったのだ。
それは、ある意図によってである。
配下の者たちも、裏窓の意図が言わずとも伝わってくる。


「よし、どうして吐かぬとあらば仕方あるまい。それなら、箒尻(ほうきしり)に致せ。」
箒尻とは、正座させた後、肩に肉が盛り上がるような形で後ろ手に固めるように縛り上げ、その縄の両端を前後からひっぱるのである。これだけでも相当の激痛ながら、その後、その盛り上がった肩を先ほどのムチで肩の皮が破れるまで打つのである。
肩肉が破けるようなムチ打ちもかなり辛い拷問である。

拷問の名人、女責めの名人である裏窓、加納、宇佐美のトリオはこの責めで、女たちが決して気を失わない程度に手加減しながら、破れた傷口には紫龍膏を塗りこみながら、執拗に責めた。
このあたりの呼吸、手加減は絶妙である。
「むぐぐぐ」{お願いです。しゃべりますから、どうかお許しください。話を聞いてください}とお由美が目で哀願すると、
「うぐぐぐぐ」{早く猿轡を外してください。何もかもお話します}とお百合も完オチの眼で、裏窓を見ている。
今度は相当応えたと見え、本気で白状すると思われたが、裏窓はそ知らぬ顔で拷問を続けさせた。
もう二刻(4時間)は責めは続いている。
女たちは、髪を振り乱して激痛に耐えているが、いくら絶叫を上げたくても厳しい猿轡が頬に食い込み、呻き声すらままならない。

「おのれ、しぶといアマたちじゃのお・・・・。今度は、胡坐縛りに致せ。ワシが、最後の責めを見せてくれよう。」

時代劇「亜美と怪兵」2部 箱根

18章

「この女たちを裸にして天井から吊るせ」
そこに居た男たちからニタリとする笑みが漏れたのは言うまでもない。
土蔵の中は、有りっ丈の蝋燭が火を灯しており、昼間のように明るい。

「はっはあ!承知致した。それ!」
加納の掛け声とともに
正座していた女二人に男たちが襲い掛かったのだ。
縄を解かれるや否や帯が解かれ、着物が脱がされる。
一人の女に大の男が四人がかりで手足を押さえつけながら、着物を脱がせるのだ。
お由美もお百合もなす術がない。
見る見るうちに襦袢も下帯も解かれ、裸になってゆく。
箱根の田舎では滅多にお眼にかかれぬほどの白く絹のような滑らかな素肌が男たちの目に飛び込んでくる。なんともいえぬ年増女の芳香が漂ってきた。
「舌を噛まぬ様に詰め物をせよ!」
瞬時に舌を噛んで自害するのを防ぐためだ。
岡引の二人が、煮しめたような薄汚い手拭を二人の口に突っ込む。

怪兵の沙汰で、手拭が口に捻じ込まれたまま、裸の素肌に縄が掛けられてゆく。
岡っ引にとって、縄掛けは十八番である。
見事な手際で、高手小手に縛られ、乳房の上下左右に菱形の亀の甲羅文様の縛めが施されてゆく。
「うぐぐぐ・・・・」
口に手拭を捻じ込まれ呻き声だけが、土蔵の中に響いた。
「猿轡は縄を噛ませい!・・・・吐きたくなければ、吐かぬともよいわ。たっぷりと縄目を味合わせてやれい!」
怪兵の指示で、三重の縄の縄束をくるりと捻り、縄の結び玉がこしらえられた。
その縄の結び玉は拳のような大きさになる。
この縄の結び玉が唇を割って口に噛まされるのである。
今詰め込まれたばかりの手拭が口から抜き取られるとのと同時に、小さな布切れの詰め物が入れられ、更に縄の結び玉が口に捻じ込まれ、更には三重の縄が頬を割って食い込むように絞り上げられた。
縄轡はうなじで締め上げられると、その縄尻は背中の縄と結び込まれたのである。

水気をたっぷりと含ませた縄を使っての猿轡だ。
結び玉の締まり具合も良い。
縄のイガイガもそのままの荒縄が、お由美とお百合の絹のような柔らかい頬に無残に食い込み、頬を変形させた。
手拭よりも何倍も頬に食い込んだ感じであるし、噛まされた側も荒縄の猿轡は痛みを伴った。
「うぐぐぐぐ・・・」
頬が真っ二つの割れ、綺麗な二人の顔が滑稽なくらい歪に変形した。
痛みに思わず呻き声が漏れる。
詰め物の上から、これだけ絞り上げられると中々声として判別出来るようにはしゃべれない。
くぐもった呻き声が精一杯である。
お由美とお百合の端正な顔の中心に縄の大きな結び目が自己主張している。
強がっていてもこれから始まる苛酷な責めを想像して顔が恐怖で戦慄いているのが判る。
与力の加納がお由美の顎をグイっと掴み、
「どうじゃ、話したくなければ話さすとも良いのじゃぞ・・・・この縄の轡をしっかりか噛みしめて、己の行状をよく考えてみよ・・・・素直に話すのが己の為じゃ・・・・
白状する気になったら、目で合図せよ・・・・轡を外してやる」

そして、見る見る内に身体が縛り上げられ、縄尻が天井の梁に結ばれ、お由美とお百合は
全裸のまま、吊るされたのである。
お由美もお百合も京都の花柳界で鳴らしただけに、きめ細かな滑らかな素肌の持ち主で、その柔らかく真っ白な素肌に無残に縄目が亀甲状に食い込んでいる。
乳房は想像以上に豊満で、形良く隆起し、腰の括れやしし肉の豊かさも男たちのメガネに十二分に応える出来栄えである。
「ふふふふ。さあ、これからが本番じゃ! 責め立てる前に皆にもこのたびの仕事で慰労をせねばなるまい。・・・・・・皆、この度の捕り物まことにご苦労であった。今宵はひとまず馳走になって身体に活力をいれてくれい。」
怪兵が徳利を一本持参している。
裏窓が見渡すと加納も宇佐美も留吉以下岡っ引もニタリと笑った。
湯呑に一杯ずつ並々と注ぎ、岡っ引きたちに振舞った。
「皆、口を湿らしながら、ゆるりとこの女たちを責め抜いてくれよ・・・・深酒はならぬぞ」
このあたりが、部下からの人望を得る裏窓の人身掌握術である。
部下は皆小躍りしたくなるはずである。
特上の女を肴に灘の生一本の酒である。

お由美もお百合も素っ裸である。
足の根元からは黒々とした陰毛が顔を出している。
真っ白な肌と黒い陰毛のコントラスト。女らしく内股にして恥ずかしげな下半身である。

「この者どもの下の毛を剃毛致し、生まれたての割れ目にしてあげろ!」
「承知仕った・・・・それ!」
裏窓の指示に宇佐美が嬉々として真っ先に声を出した。
「剃り易きように、片足を吊れ!」
右足の膝を縛り、これも天井の梁から吊るすと、女たちは、股間を広げ、陰毛の中から赤い貝がぱっくりと口を開けて見えた。
「ふふふ、じっとしておれ!、少しでも動くと痛い思いを致すぞ!ははは」

「うぐぐ・・・」{なんなんだよこいつら!変態かよ!}
「むむむむ・・・」{ふん、こんなことぐらい承知の上さ!口なんか割るもんか!!}

「まあ、良いわ、今日は獲物は二匹じゃ、四人組みになり、交互に責めてみよ!!・・・・どちらが秀でておるか、どうかたっぷり競いあうがよい」
裏窓怪兵は、得意な趣味の絵筆を取り出すと、配下の者たちが、女を責め上げる姿を精緻に丹念に描写し始めた。
裏窓には、若き頃より本職の絵師から人物画の描き方を習っており、実に巧妙に人物描写、とりわけ女の緊縛画を描かせれば玄人はだしの名画を描くのである。
裏窓は、火付盗賊追捕使長官になって以来、女性の取調べでは、必ず絵を描き、コレクションにしているのである。

加納組と宇佐美組は四人組になり、責め始めた。
その姿を、裏窓は、離れた椅子に座り、描写し始めたのだ。

時代劇「亜美と怪兵」2部 箱根特別編

17章

亜美たち女三人が母屋で互いの再会を祝いあっている丁度その時、同じ敷地の中にある
庄屋の勘三郎の土倉の中では、火付盗賊追捕使によるお由美とお百合の詮議が始まろうとしていた。
とにかく、やっと手に入れた九州左衛門の末端の者たちである。
組織の全貌を解明したいのだが、九州左衛門ほどの大盗人になれば、幹部のことは末端にまで知らされていないはずである。
ただ、二人を生け捕りにする直前、別荘の天井裏に忍び込んだお三枝の口から、お由美とお百合が、駿府の蜻蛉の梓姐さんなる人物から招集を受けていて、駿府に二人とも急いで出向かなければならないことを話し合っていたという情報を受けている。
近々何か一仕事企んでいると裏窓怪兵は睨んでいた。


裏窓怪兵は、母屋で千冬たちを慰問し、労った後、取調べ室であるこの大きな土蔵に入ってきたのだ。

土蔵の真ん中の床に、お由美とお百合が、正座させられお調べを受けていた。
二人の口からすでに猿轡は外されている。
二人は長持ちの中で緊縛猿轡目隠しをされて運び込まれたのだ。
目隠しを外し、被せた手拭を外した宇佐美と加納の二人は、お由美とお百合の二人の美女の結びコブ噛ませ猿轡顔を間近で眺めて一気に興奮した。
三十路女の匂い経つような色気と緊縛猿轡された姿の艶めかしさ・・・・・小皺のよった顔に食い込む厳しい猿轡顔・・・・瞬間で勃起したのだ。
加納と宇佐美は、二人の口から猿轡を外すと、唾液でぐっしょりになった詰め物の布切れと、口紅が結びコブについた千鳥柄の手拭をお互い懐にいれた・・・・しっかりと記憶した二人の歪んだ結びコブ猿轡顔を思い浮かべながら、戦利品の布切れと手拭で今晩自慰
行為をするつもりなのである。
宇佐美も加納も、主人の裏窓がいない間に、この辺りは抜け目ない。
お由美とお百合は、それだけの価値がある美女であった・・

「その方たちが、九州左衛門一味の仁科のお由美、成宮のお百合であることは判明いたしておる。さあ、尋常に何事も隠し事せずに吐け!」
与力の宇佐美洋介が、通り一遍の尋問を行っていた。
「素直に吐かぬともっと痛い目に遭うぞ!、その方ども九州左衛門の配下であることはすでに調べが付いておる。・・・・さあ、吐け!」
高手小手に後ろ手に縛られている二人は、竹刀で何十回も打たれた後ではあるが、この程度の拷問で女二人が口を割らないことは、百も承知である。


火付盗賊に白状してしまえば、今度は身内の盗人から裏切り者としての報復があり、もし逃げてもいつか仲間に見つかれば、命が無くなることは盗人の世界の常識なのである。
生半可な取調べでは、仲間のことを話すわけがない。
そこを見越しての尋問であり、これくらいで白状されては、火付盗賊の変態三人衆も別の意味で困るのである。
「どうだ、女たちは素直に吐かぬか?」
土蔵に入ってきた裏窓が、宇佐美に尋ねた。
「これはお頭様、顔に似ず強情な女たちで返事ひとつしようといたしませね。ご覧の通り、鼻で木をくくったようにふてぶてしく・・・・」
お由美もお百合も不敵な笑みを浮かべてせせら笑っているようであり、土蔵に入ってから一言も声を発していない。
「うむ。中々気の強そうな顔じゃな!」
「ふん!」女たちの失笑が漏れる。
どうせ昼行灯の役立たずであるとういう嘲りが顔に露骨に表れた。
女たちからこれまでも幾たびも蔑笑を受けてきた怪兵はまったく意に介していないようだ。
「それほど口を効きたくないのであれば、効かずともよいわ。時間はたっぷりある。
じっくりと責めてくれよう!」

お由美もお百合もまじまじと見ると、実に整った顔立ちの美しい顔をした女性である。
黒く艶のある髪。
鼻筋が高く、大きな瞳に艶やかな色気を含んだ唇。
透き通った綺麗な素肌は、三十路過ぎの女の色香を漂わせている。
輪郭が違えども、二人とも今まで裏窓たちが尋問してきた盗賊の女たちとはまったく別次元の別格の美しさである。

それに、二人とも細身で長身であり、腰の辺りのくびれも艶かしく、匂いたつように発散するいい女の色香が土蔵の中に満ち溢れている。
将に上玉の中の最上級の上玉なのである。
それに悪女らしいふてぶてしさに、盗賊改めの役人を侮蔑するような眼差しも色っぽく見えるし、宇佐美や加納らの被虐心を煽るのである。
妖艶な悪女の姿態と容姿である。

おそらく、ここに居並ぶ岡引の留吉以下配下の者たち全員が、裏窓怪兵の責めを熟知して、美味しいご馳走を待つ子供ような心境ある。
「このお頭様は、剣術の腕はさっぱりだが、女を嬲ることに関しては天下一品じゃ」
こう思っている。
どんな風に今日は責めるのか楽しみで仕方ないのだ。

加納庄次も宇佐美洋介も傍に控える岡っ引たちも裏窓が発する次の指示を生唾を飲むようにしてまっている。
このお頭様ならきっと我らの心を判ってくれると。


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