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ここは、自分のこだわりを書き綴った場にしたいと思ってます。小説はすべて私の頭の中の妄想・空想を書き綴っています。


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安東君、今いずこ?10

紙オムツを買いに買い物に行った裕子が、30分後、マンションに帰って来た。
これから、腰を据えて直紀を弄ぶと思うと、沸き立つような感情を抑えられず、浮き立つような気分な部屋の玄関を開けたのだ。

部屋を開け、リビングに入った裕子は、我が目を疑った。
そこに、ホッグタイで床に転がされているはずの直紀の姿はなく、縛っていたロープが散乱していたのだ。
「エッ!」と思った瞬間、背中にナイフのような尖った金属を押し付けられたのである。
「裕子さん、ごめんなさい!私たちこう言うことだったのよ」
アユミと直紀はグルだったのだ。
「ちょっと、アユミさん、これ何の真似!悪い冗談はやめて!・・・・・・まさか!」
「裕子せんぱい! ずいぶんと可愛がってくれたじゃないか! ふふふ、まあ、いいさ、
俺も満更悪い気はしなかったぜ。」
予め準備していたのだろう。 直紀はすでにジーンズとセーターに着替えていた。
「さあ、手を後ろに廻しなよ。 そうだな、その前に服を脱ぐんだ。」
ナイフを突きつけているは直紀の方だ。
「早くしろ!」これまでの物腰の柔らかい直紀から豹変した厳しい罵声だった。
「さあ、裕子さん、大人しく服を脱ぎなさい。・・・・・・だましてしまってごめんなさいね。・・・・・六本木の高級マンションですもの、簡単に強盗になんか入れないでしょ、騙して仲良くなってから部屋に入るしか方法がなかったのよ!」
硬直したように立ち竦んでいる裕子に、アユミが笑い声をかみ殺すように言い訳を言ったのだ。
裕子は、唇を噛み締め、騙した2人を睨むような表情で立ちすくんでいる。
「ほら、美人の裕子さん、早く服を脱いで、高級ランジェリーを見せてくれよ」
今度は猫なで声の直紀のせりふで、我に返った裕子は仕方なく、胸のボタンをゆっくり外し始めるしかなかったのだ。

黒いブラジャーとショーツ姿になった裕子を、アユミが手際よく後ろ手に縛り始めた。
裕子は、フローリングに正座させられ、高手小手にキビキビと縛り上げられていく。
「ねえ、常務、裕子さんって実は縛られるのは初めてなのよ。男を弄んだことはたくさんあっても、自分が弄ばれた経験はないらしいわ。少し苛めていきましょうよ」
「ああ、知ってるよ。この女の書き込みを読めば、全ての趣味がわかるさ。それにしても、裕子さんも裸になると、さすがに歳は誤魔化せないよな。テレビで見ると、かなりスレンダーなようだが、裸だといろんなところにお肉がたっぷり付いてるじゃないか?ははは」
「・・・・・・・・・・」
後ろ手に厳しく裕子を縛り上げると、今度は直紀がバックから赤いボールギャグを取り出してきた。
「ほら、口を開けな!」
裕子はもう観念したかのように、口を半開きに開けた。
次の瞬間、直紀の乱暴な手が、赤いボールを裕子の口に強引にねじ込むと頬が歪んで、顔が瓢箪になるくらい厳しくストラップを締め上げたのだ。
「ウグググ・・・」
口奥まで押し込まれた猿轡のあまりの強烈さに溜まらず裕子が呻くのもお構いなしに、
直紀は留め金をうなじで止めたのだ。
「さあ、これでよし。・・・・・ふふふ、どんな気分だい?裕子さん! いや、たまさんとお呼びしましょうか? あんたが、「たま」というHNで男性緊縛のブログまで作り、どS熟女のたまと名乗りながら、男性を縛り上げ弄ぶ小説を書いてることも先刻調べが付いてるんだぜ。才色兼備の美人弁護士が、どS熟女の「たま」さんなら縛られてみたい男はいくらでもいるぜ。ハハハハ・・・・・なんだい、その口惜しそうな目は?」
「ねえ、常務、座禅ころがしにする? それとも逆海老縛り? 今から長い時間ここで身悶えするんでしょ? (クスクス) あんまり残酷なのは可哀想よ。」
「座禅ころがしにして、バイブを咥えさせてやろうぜ。電動コケシなら、いっぱい裕子先輩が持参してるし、ハハハハハ・・・・。それにしても、美人で頭が良くて下級生たちの憧れだった裕子先輩の緊縛姿が見られるなんて俺も幸せだぜ」
直紀は、黒いブラジャー姿の裕子の乳房を鷲摑みにして乳を揉みながら、もう片方の指は黒のショーツの中に指を入れて、捏ね繰り回したのだ。
「ムムム・・・・・」
裕子は悔しそうな目で睨みながらも、直紀の愛撫で、猿轡越しに熱い吐息を漏らし始めている。
「まったく、S女なんて言いながらも、このザマだぜ・・・・ふふふ。もっとたっぷり仕込めば、すぐにどМ女になるぜ、このスケならよ」
「さあ、憧れの先輩ともそのへんでさよならよ。常務! 長居は無用。仕事にはいりましょう!」

それから、アユミが裕子を座禅ころがしの姿にテキパキと縛り上げている間、直紀は裕子の隠し資産を調べていた。
現金3億が、クローゼットの中でそっくり眠っていた。有価証券は足が付く。
外国に持ち出して換金出来る貴金属と絵画が、後は目当てだ。
時下数億のジョガールの他に、明治の洋画家・青木シゲルや岡田三郎介の名画まで隠されていた。
「裕子先輩、いい絵を持ってるじゃないの? これなら10億には簡単になるぜ。全部脱税して隠し持ったお金で買い漁ったんだね。・・・・・さすが社長は、よくこの女の隠し財産を嗅ぎつけたぜ。まったく目の付け所が違うぜ」
「ふふふ、本当にひょうたんから駒ね。まさか私も、こんなことになるとは、夢にも思わなかったわ。本当に軽い気持ちでメールしたのにね。ははははは」

座禅ころがしにされた裕子の股間に大きなコケシのような電動バイブが差し込まれ、SWが入れられた。
「ウグググググ・・・・・・・・・・・・」
悲鳴のような裕子のあえぎ声を聞きながら、直紀が続けた。
「今回のことを全部仕組んだのは、そこの黒田社長さんだぜ。とにかく黒田画廊の経営は火の車、倒産寸前なんだ。そんな時、社長が裕子さんあんたと知り合った。男性緊縛なんて変な趣味でな。色々調べるうちに、あんたがどうやら隠し財産を持ってることに気付いたのさ。盗まれても警察に訴えられない資産だということもな。・・・・・・・そこで、芝居を考えついたのさ。あんたが、掲示板に話し相手募集なんて書き込んだのが、まあ、運の尽きさ! これからは、話し相手に気をつけるんだな!はははははは。・・・・・・・・まあ、身から出た錆だと思ってあきらめるんだな、俺たちはこれから海外でのんびり暮らさせてもらうぜ」


アユミと直紀は、現金と貴金属、絵画を車に積み込むため、何回も部屋と駐車場を往復した。
その間、裕子は股間に咥えさせらた電動バイブに身悶えし、厳しく噛まされた猿轡越しに精一杯の呻き声を上げながら、床の上をのた打ち回りながら、運び出される資産をただ見守るしかなかったのだ。

裕子が、手足の縛りを自力で解き、口から猿轡を外したのはそれから3日後だった。

裕子は、警察に被害届を出すことが出来なかった。それは身の破滅を招くからだ。
また、一から稼ぐしかない。
翌日、裕子は黒田画廊を覘きにいってみた。
店は閉まって、急遽廃業の知らせが店の前に張り出されていた。

それから、2日後、新聞に裕子は小さな記事を見つけた。

【画廊に強盗】
○月○日、東京都○○区にある黒田画廊に女性が監禁されているのを、訪ねてきた同業者の男性が発見した。監禁されていたのは、画廊を経営していた黒田あゆみさん(43歳)で、2日前の閉店後、店の整理を行っているとき、客を装った男性が侵入して被害にあった模様。黒田さんは、手足を縛られ、目隠しをされ、口に猿轡を嵌められた状態で部屋に閉じ込められていた。黒田さんは、犯人に見覚えはないと話している。
現金や絵画は盗まれておらず、犯人の目的は不明。
警察は、慎重に事件の背景を調べている。

「ふふ、そりゃ、犯人を知っていますなんて、口が裂けても言えないわね。・・・・・・・あの女も結局騙されたのね。・・・・結局、安東君の一人勝ちなのね」
                         ~完~



安東君 今いずこ?9

翌日、朝から、直紀は、湯船に浸かされていた。
もちろん、口にはボールギャグが噛まされ、手足にも手錠がかけられた姿である。
浴室は、もちろん裕子とアユミが厳重に監視している。
先ほど、昨晩からの縛めを解いた時、一瞬の隙を付いて直紀は脱走しようとした。
ちょうど、後ろ手に縛られていたロープが解かれた瞬間に、アユミを羽交い絞めにして、もう片方の手で猿轡を外し、アユミを盾にして、逃げ出そうとしたのだ。
しかし、大きな声を出そうとした瞬間、裕子のスタンガンが、直紀の身体に触れたのだ。
「まったく、直紀ちゃん、往生際が悪いわよ。・・・・手を焼かせるもんじゃないわ。・・・・・
逃げようとした罰は、後でたっぷりしますからね!」
と裕子は、床に倒れた直紀を見下しながら言い放った。
「でも、・・・・・ふふふ、逃げ出すくらいに元気のいい坊やを調教するほうが、楽しみも
多くていいけどね。ふふふ・・・・・・さあ、今日は、まずお風呂に入ってもらいますからね」
そう言って、裕子たちは直紀を朝風呂に入れられたのである。 

「さあ、さっき逃げようとした罰よ。きついお仕置きですからね。」
直紀は、浴室から出ると、赤いボールギャグを噛まされ、全裸のままホッグタイにされて、床に転がされたのである。
まず、2人は直紀の剃毛から始めたのだ。
2人は、直紀の首から下の体毛を全て剃り上げていく。
「おとなしくしてないと、大事なおチンチンがとれちゃいますよ!(クスクス)」
赤ん坊をあやすかのような口調で、裕子が器用に陰毛を剃りあげてゆく。
ホッグタイの直紀は、ボールギャグを噛み締めながら、目を瞑って必死に屈辱に耐えていた。
下半身はもちろん、腹部、胸部の毛も剃られ、押さえつけられながら腋の下の毛まで剃り上げられた。
ツルツルになった陰茎を、裕子はいとおしむかのように愛でながら、なでなでしている。
「ふふふ、とうとう私のものになったわね!直紀君、まさかこの歳になって、初恋の直紀君が自分のものになるとは、本当に思ってもいなかったわ。今日から毎日たっぷり私が可愛がってあげるわ。でも、今日からのことを思うと、心が弾んで、昨晩はあまり眠れなかったわ。・・・・・ねえ、直紀ちゃんは、ちゃんと眠れたの?・・・・クスクス。まずは、今日からアナルの調教を始めるわよ。もちろん、直紀ちゃんは、そっちのほうは、まだバージンよねえ。ふふふ。ねえ、最初にちょっとこれを御覧なさいよ」
裕子が、化粧箱のような綺麗な箱の中から取り出したのは、古今東西の男根の模型である。
「心配しないで直紀君。あなたのために全部綺麗に消毒してるわ、ねえ、どれがいい?お好きなものがあれば、リクエストして。・・・・・ねえ、直紀君のお尻は本当にバージンよね?」
そう言って、裕子が一番お気に入りの肥後ずいきを取り出した。
自由のまったく効かない直紀を、たっぷり時間をかけておもちゃに出来るのだ。
今までに味わったこともない興奮が、全身に漲ってきた。
裕子は、今まさに興奮の絶頂を感じていたのだ。

ちょうど、そんな幸福感を感じていたときだった。
アユミが、具合悪そうな声で話しかけてきたのだ。
「裕子さん、ごめんなさい。・・・・・私、少し風邪をひいたみたい・・・・・熱っぽいのよ。・・・・・それで、私、大事なものを買い物するの忘れていたわ。オムツよ。・・・だって、縛ったまま、ずっと飼うのでしょう。紙オムツさせなきゃ、世話が大変だわ。」
「えっ!・・・・・・・・・・・・・・確かに言われれば、そうね。・・・・・・・・・・確かにオムツをさせられるのもかなり屈辱的よね。」
「ごめんなさい、悪いけど裕子さん買ってきてくださらない、私、熱っぽいわ。少し休ませて」
「ええ、わかったわ、すぐ近くにドラッグストアがあるから、介護用の紙おむつを、いくつか買ってくるわ。」
さあ、やっとこれから待望のアナル調教と勢い込んだところの出鼻を挫くような話に内心裕子は、舌打ちしたい気分だったが、紙おむつも面白いと思い返してしばらく調教を中断する気になったのだ。
裕子は、すぐ近くの買い物とはいえ、薄化粧をして、髪を整えてから、部屋を出て行ったのである。

安東君 今いずこ?8

「やったわね!」とアユミは嬉しそうに声を出すと、直紀の目の前でスカートの中からショーツを脱ぎだしたのだ。
それが、自分に噛まされる猿轡の詰め物だと気がついた直紀は、必死に首を振って抵抗しようとしている。
その姿が、裕子とアユミには可愛いのである。
「はいはい! いい子はお口あ~んですよ!」と言いながら、タオルを抜き取った直紀の口にアユミが自分の脱ぎたての黒いショーツを近づけてきた。
口を閉じ、歯を食いしばって拒絶しよとする直紀を楽しみながら、裕子が鼻を摘み上げた。「もう、直紀ちゃんったら。無駄な抵抗をどうしてするの?ほほほ。今更拒絶しても無意味でしょ! 早くお口あ~んしなさいな! ほらほら!」
10秒、20秒、25秒、とうとう、堪えきれずに直紀が、口を開けて呼吸しようとした瞬間、アユミが直紀の頬を鷲摑みにしてから、口を大きく開かせ、自分に黒いショーツをねじ込んだ。
そして、吐き出そうとするその口に、裕子が手拭のコブを押し込み、口いっぱいに嵌め込んでからうなじで手拭をしっかりと締め上げたのである。
アユミは直紀が顔を動かせないように顎を掴み、裕子がうなじで厳しく猿轡を縛ると、童顔で可愛い直紀の顔が残酷に滑稽に歪み、頬を上下2つに割るようにまるで洋梨のように変形させられたのである。
「ムググ~~」猿轡を噛み縛り、首を振る直紀。
「ははっはははは・・」
裕子とアユミは、本当に満足したように笑いながら、更に残酷な言葉を口にしたのである。
「さあ、次は、下のお口にも、猿轡を噛ませなくっちゃね。」
「そうね。直紀ちゃんどぉ? 股縄を噛まされた経験ってあるの? 今からアユミさんが股縄を噛ませてくれるんだって!。・・・いいわね!素敵な体験が出来て!直紀ちゃんが羨ましいわ! 今日は、それをたっぷり味わいなさい。明日は、私が、直紀ちゃんのアナルにたっぷりバイブをプレゼントしてあげるわね。もう、素敵なコケシちゃんをたくさん準備してるよ。楽しみにしとくのよ。・・・・あ、そうそう、中学時代の先輩の誼で、ひとつ忠告してあげるわね。優しい先輩からのアドバイスと思って聞いてくれると嬉しいわ。ふふふ。さっきの生意気なため口。あれは、なあ~に? あんな生意気な言葉は、今後私たちの前では言わないほうがいいわよ。ね! もう、直紀ちゃんは、私たちには絶対服従するしかないのよ。わかったわね。・・・まあ、とは言っても、簡単に屈服されても面白くないけど。・・・・時間を掛けてたっぷり屈服させてあげるわ。ほほほほ」
裕子が話し終わったときには、アユミが直紀のお尻にちょうどロープの結びコブがくるような長さの股縄の準備が出来上がっていた。
「それにしても、綺麗な身体よね。胸板もこんなに厚くて、きゅっと引き締まってるし、太ももやふくらはぎも良く鍛えられてるわ。・・・・それにこのお尻はなあ~に。40歳なのにこんなに硬く引き締まって、ツンと上を向いてるじゃないの。クスクス。ほんとよくテニスしてるのね。見ただけでわかるわ。ふふふ。ほんと可愛いお尻だわ!」
「ねえ、このTシャツどうする?、破いてしまいましょうよ?。胸板や乳首も見てみたいわ」
「そうね。ブリーフだけのほうが素敵ね。」
2人はTシャツをハサミで剥ぎ取った後、上半身の縛りの緩みを締めなおし、その縄尻をお腹にロープを回すと、股間に股縄を噛ますのである。
アナルの丁度真上に結びコブを厳しく噛ませたロープを2筋に分け、睾丸の後ろから、もっこりを挟み込むように締め上げていく。
生まれて初めて股縄を噛まされたはずの直紀は、激しく身悶えしながら、抵抗を続けたが、
女2人は、その姿を楽しむかのように、ビキニブリーフのもっこりを強調するかのような股縄をきっちりと噛ませて締め上げたのだ。
「ムグググ・・ムム・・・ググググ。」
首を振り、豆絞りの手拭の結びコブを口いっぱいに噛み締めながら、呻き声を上げる直紀の姿にアユミと裕子は大満足である。
床に転がされた直紀の傍に女2人が、カクテルの入ったグラスを片手に持ちながら、楽しそうに、しゃがみ込んで、直紀の身体を触りだした。
「でも、よく鍛えた身体よね。ねえ、ちょっと触って御覧なさいよ。硬い胸よ。わあ~、お腹も引き締まってるわ」とアユミが騒げば、負けじと裕子もはしゃぎだした。
「それより、この膨らみは、魅力よ。ほら、アユミも触ってごらんなさいよ。」
2人とも、ニコニコしながら、ブリーフの上から、肉棒を触りだしたのだ。
「ムググ・・・」口惜しさのあまり、キッと睨み返す直紀に、
「うるさいわね。せっかくいいところなのに、大人しくしてなさい。」
と股縄をグイッと引っ張る裕子。
「グググググ・・・・・」と悶える直紀の肢体が、堪らなく艶かしいのだ。
「ほんと素敵な獲物を手に入れたわね。男ってこんな時、勃起しないのかしら?、」
「ねえ、アユミさん。それをさせないように楽しむのが調教じゃないの。勃起させながら、絶対に射精させないように、たっぷり調教しましょうよ。ふふふふ。ねえ、直紀ちゃん。どお?明日になったら、ブリーフともさよならよ。素っ裸にしてあげるわね。それから、全身の無駄毛を剃毛してあげるわ。生まれたまんまの男の子になるのよ。それから、たっぷり、オモチャにしてあげるわ。でも、どんなに気持ち良くても、出させないわよ。」
そう裕子は言うと、ブリーフの上から、肉棒を大きな洗濯バサミで摘んだのである。
工業用の手のひらくらいの大きさの洗濯ハサミで、陰茎を挟まれ、直紀は
「ム~~~~~~~~~~~~~~ムムム・・・・」と猿轡を噛み縛って、激しく泣き喚いた。
その悶える姿を、裕子とアユミは満足そうに笑いながら眺め続けたのである。

安東君 今いずこ?7

直紀の口からは飲み込めない涎が、ダラダラとネクタイとカッターシャツを濡らしていた。
そして、2人は1本ビールを飲み終わると、椅子の傍までやってきて、身体を椅子に縛り付けているガムテープを下半身から外し始めたのだ。
「さあ、それじゃ、テニスで鍛えたお身体を見せていただこうかしら、今でもテニスを続けていらっしゃるんですってね。ふふふ。素敵なお身体なさってるんですって!」
まず、スーツのズボンを脱がせ始めたのだ。
ズボンを下ろすと、黒いビキニブリーフが目に飛び込んできた。
「キャ~~~~」と2人の中年女性が黄色い声を上げた。
「キャ~こんなブリーフなの! 嬉しいわ。想像以上ね。もっこりしてるわ!」
必死に身を捩って抵抗する直紀を楽しむかのように、2人はズボンをずり下げ、2人掛かりで足に真っ白いロープを巻きつけていったのである。
裕子が足を揃えて持ち、アユミが器用に足首、膝下、太ももとロープで縛っていく。
直紀は縛られまいと、必死に暴れようとしたが、上半身が不自由ではまったく抵抗出来ない。
直紀の足首は細く締まっており、ふくらはぎや太ももも贅肉のない長く硬い足をしていた。

それから、上半身のガムテープを外すと、ネクタイを外し、カッターシャツをハサミで切り裂いた。
下着は真っ白なTシャツである。
床にうつ伏せに寝かせ、女2人掛かりで、押さえつけた。
足の自由を奪われていて、直紀には反撃出来ない。
手錠を外すと、すばやく腕を背中にねじり上げたのだ。
「ムムム・・・・・」と呻く直紀を楽しむように、
「ほらほら、もっと腕が上がるでしょう!。」
裕子が、楽しむように言いながら、直紀の腕をキリキリと背中高く高手小手に縛り上げたのだ。
引き締まった上胸部を2重に縛り上げ、二の腕にもきっちりと縄留めを噛ませながら、アユミが器用にテキパキと直紀を縛り上げていく。

「さあ、出来たわ。ほら、座りなさい」
アユミが直紀に床に尻を突いて座るように命じた。
直紀は、上半身は真っ白な清潔そうなTシャツに、黒いビキニブリーフ。
そして紺の靴下を履かされたまま、キリキリに高手小手に縛り上げられている。
命令に背くように、直紀が座るのを拒んだ時だった。
裕子が、直紀の縛られたロープを引っ張って強引に床に座らせると、思い切って頬に平手打ちにしたのである。
「ねえ、ちょっと直紀ちゃん、貴方、私たちの命令に背くってどういうことか分かってるの。今度は平手打ちぐらいじゃ済まないわよ。もっともっとキツイ罰が待ってるわよ。わかったら、今度から命令を聞きなさい!・・・・・あら、なあ~に。その顔は。不満そうね!言いたいことでもあるの?」
「ねえ、裕子さん、そろそろ猿轡を代えない? 少しお話させて上げましょうよ。だって、生け捕りされた瞬間に、猿轡噛まされて何も言えずじまいなんでしょ?この子。ちょっと可哀想よ。言いたいこともあるでしょう!」
「ふふふ。そうね。アユミさんは優しいおば様ね! じゃ、猿轡代えましょうか?」
「ちょっと、おば様ってどういう事? お姉さまでしょ!ふふふ」
アユミの台詞を聞きながら裕子は直紀を見やりながら、
「さあ、猿轡を外してやるわ。でも、決して大きな声を上げないこと。いいわね。ちょっとでも、騒いだら、決して許さないわよ! わかった?」
「ほら、わかった?って、裕子さんが聞いてるでしょ?。何とか言いなさいよ。返事は?」
しかし、決して屈服していない直紀は、横を向きながら眼を逸らし、ボールギャグを噛み締めたように屈辱に耐えるような表情を浮かべている。
「ふふふ。強情な子ね。・・・・・・・でも、いいわ。それくらい強情じゃないと全然面白くないし・・・・・それじゃ、もっと厳しい猿轡と折檻をしましょうかねえ。それじゃ、次は手拭を噛ませましょうよ! ねえ、裕子さん。猿轡準備して!」
「ねえ、アユミさん! 今度はこの豆絞りの手拭でいいかしら?」
そう言いながら、すでに裕子は、豆絞りの手拭を箪笥の中から取り出してきて、器用に真ん中に結びコブを作り出していた。
「さあ、次はこの猿轡を噛ませてあげるわ。いいでしょ?直紀ちゃんの顔には、豆絞りの結びコブ猿轡が似合いそうな気がするわ!」
裕子は、直紀の目の前に胡桃のような結びコブのついた手拭をぶら下げて挑発したのだ。
「さあ、猿轡を一旦外してあげるからいい子にするのよ!」
アユミと裕子は、目で合図すると、アユミがボールギャグの留め金具を外して、口からボールを抜き取った。
涎が糸を引くように口から垂れている。
ごくんと唾を飲み込んだ直紀が、勢いきって話し始めた。
「あなた達、何なんですか。・・・・こんなマネをして。これは犯罪ですよ。ただで済むと思っているんですか?」
「ふふふ。馬鹿ね。あなたは、これから男として表を歩けないくらいの恥をかかされるのよ。いい? その写真を、取引先にばら撒かれて御覧なさい。この業界では、笑いものなるのよ。・・・・・・女2人に散々おもちゃにされている写真を今からたくさん撮るわ。それを業界中にばら撒いてもいいの? ねえ、・・・他に言いたいことはないの? 今だけよ。お話が出来るの。」
「馬鹿な、何を言ってるんだ。・・・・・ふざけるな。チクショウ、お前たち訴えてやる!」
そこまで言った時だった。再び、裕子の平手打ちが飛んできた。
そして、傍にあったタオルを強引に口にねじ込んできた。
「ムムムグググ・・・・・」と詰め物をされて呻く直紀の傍で、裕子が話し始めた。
「静かになさい!・・・・・ほら、アユミさん。まだ、おしゃべりさせるには早すぎるわ。猿轡を噛ませ直しましょう。じゃんけんよ! 最初はグー!」
じゃんけんに勝ったのは、アユミだった。

安東君 今いずこ?6

床の上では、スーツ姿のまま手足に手錠を嵌められ、ボールギャグを噛まされた安東直紀が、不自由な身体を必死に身悶えさせながら、暴れていた。
「ねえ、ちょっと、直紀ちゃん、貴方は罠に掛かって生け捕りにされた小サルちゃんなのよ。ふふふ。・・・・・もう、手錠を手足に噛まされているの! わかるでしょ! 暴れても無駄よ。大人しくしなさい。さあ、アユミに電話しなくっちゃ、きっと電話を首を長くしてまっているわ。彼女も実は共犯なのよ。・・・・びっくりしたでしょ。・・・・今日貴方が誰にも知られないように私のマンションに訪ねていくように仕組んだのも彼女よ!ふふふ」
直紀が、その瞬間驚いたような顔をして、ソファに座る裕子のほうを向いた。
裕子が、ソファに足を組みながら、アユミに携帯で話し始めた。
「もしもし、ああ、アユミさん、わ・た・し・よ。ふふふ。うまくいったわよ。無事生け捕り完了よ。」
「ふふふ、やったわね。うまくいったのね。どお?彼?おとなしくしてる? 捕まえたとき、暴れなかった?」
「さっきまで随分暴れてたわ。アユミさんがくれた痺れ薬がよく効いてくれてよかったわ。生け捕り時は思ったより簡単だったわ!。ふふふ」
「ねえ、彼、今どんな気持ちだって? ちょっと彼とお話出来ないかしら?」
「ばかねえ、もう! 猿轡噛ませてるのよ! 話なんか出来る訳ないじゃない。いくらマンションでも、大きな声出されて万一隣に聞かれたら大変よ。綺麗な顔が歪むくらい、びっちり猿轡噛ませてるわ。ふふふ。今、間抜けな顔を私に向けて、物凄い顔で怒ってるわ。ほら、ちょっと呻き声だけでも聞いてみる?」
そう言うと、裕子は携帯を床に転がされている直紀の顔の傍に持ってきた。
それまで、呻き声を上げていた直紀は、自分の声を笑いものされるとしり、急に呻くのを止め、顔を背けようとした。
「ほら、何かお話しなさよ! 社長に報告しなきゃだめじゃないの。直紀ちゃん!」
そう言うと、裕子が、足のつま先で、直紀の股間を軽く踏みつけたのだ。
「ムムム・・・・・」と思わず呻く直紀。
「ほら、いい声で啼くでしょ!どお?そっちこそ仕事は、どお?」
「わああ~~ずるい! 自分だけ楽しんで!約束通り、私の仕事が済むまでは、いたぶっては駄目よ。あと少しで終わるわ。すぐにそっちに行くから。」
アユミは、直紀が退職を取りやめ、当分ヨーロッパに出張に行ったと思わせる偽装工作のため、今動き回っていたのだ。
「わかってるわよ。裸にするのも、痛めつけるのも、2人揃ってから。2人でパーティしながらゆっくり楽しみましょうよ。第一、縄で縛る技術持ってるのは、アユミさんだけだもん。あなたが来ないと、縛り直せないわ。早く座禅転がしにして、彼のアナルをたっぷり可愛がってみたいわ。ふふふふ。その間は、今のまま、大人しくさせとくわ。その間にお料理を準備するから。早くいらっしゃいな!」

「どお? 直紀ちゃん、聞こえたでしょ、貴方が居なくなっても、誰も不審に思わないわ。今日から10日間、私は完全オフなの。長期休暇を取ったのよ。たっぷり3人でパーティしましょうよ!」
それから、裕子は、ハサミを取り出してきて、渉のスーツの上着を切り裂きだしたのである。
裕子もアユミも、ビジネスマンが真っ白なカッターシャツ姿でネクタイを締めた姿で、緊縛され椅子に縛り付けられた姿に萌える性癖を持っていたのだ。

それから、2時間後、夕暮れが迫るマンションにアユミが偽装工作を終えてやってきた。
キッチンでは、パーティ用の料理を裕子が嬉しそうに作っていた。
「お邪魔しま~~す。ふふ」
アユミはおしゃれなニットのセーターに、パンツルックである。
「お疲れ様~。早かったわね。ちょうど、今、お料理が出来て、ビールでも飲もうかと思ってたとこなの。」
「彼、どうしてる?大人しくしてる?」
「ふふふ。もちろんよ。リビングの方で大人しくさせてるわ。もう、薬も切れて、元気なはずよ。猿轡が辛いのか、さっきからクンクン子犬みたいに啼いてるわ! ふふふ」
「どこどこ?」
2人は、ビールを持って、リビングの戸を開け、電気を点けた。
薄暗いリビングの真ん中にダイニングの木製の椅子に縛り付けられた安東直紀が、ボールギャグを銜え込んだまま、2人の方をキッと睨んできた。
真っ白な清潔なカッターシャツ姿にネクタイを締めたまま、椅子にガムテープで幾重に縛りつけられているのだ。
社長のアユミを、物凄い形相で睨んでいる。
アユミが近づき、猿轡を噛まされた渉の顎をクィっと持ち上げながら、話しかけた。
「ふふふ、良い恰好ね、安東常務! ふふふ。これからは、なおきちゃん!って呼ばせてもらうわ。どお? 何故こんな目に逢うか分かるでしょ? 会社を辞めて独立したいなんて言い出すからよ。困るのよ。貴方に辞められちゃうと。貴方一人で持ってる会社なのよ、
黒田画廊は。ねえ? どお?会社を辞めるの諦めたら、許してあげるわ?ね!」
「ちょっと馬鹿なこと言わないでよ。貴方はそれでよくっても、私は困るわ。最低でも10日は楽しませてもらわなくっちゃ。ふふふ。さあ、乾杯しましょう!」
2人は、椅子に縛り付けられた直紀の美しい姿や顔を見ながら、ビール片手に鑑賞し、写真を撮り続けたのである。


安東君、今いずこ?5

今日の裕子は、真っ白なノースリーブのブラウスに、膝丈までのタイトスカート姿で、実際の年齢よりかなり若く見える。
都会の洗練されたファッションに身を包んだ美人弁護士。
勝気で傲慢で、他人に負けることが何より嫌いな中年の女性。
そんな彼女の本性が、ついに表れだしたのである。
思いっきりニヒルにしかも見下すかのように、うすら笑いを浮かべながら話し出したのだ。
「さっき、お飲みになったコーヒーに、身体が痺れるお薬を入れさせていただきましたわ。
もう、身体が動かなくなりましてよ。ほほほ。でも、ご安心遊ばせ! しばらく、痺れるだけで、命に別状がございませんから!・・・さあ、もう、観念なさいな!」
「・・・・・何なんですか? ・・・・・・だめだ。身体が動かない・・・・・・」
安東直紀が、自分の意思で身体が動かせなくなったことを確認してから、裕子は、横のクローゼットの中から、2個の手錠と黒革のストラップの付いたボールギャグを取り出してきた。
ソファに近づくと、本当に薬が効いていることを慎重に確認してから、頭を抱えて苦しんでいる安東直紀の足首に素早く手錠を噛ませたのである。
不意に足枷を嵌められたことに気付いた安東が、立ち上がろうとした瞬間、裕子が思いっきり安東を押すと、バランスを崩して床に倒れこんでしまった。
その瞬間を狙って、うつ伏せの安東に裕子が馬乗りになり、手首を掴むと背中に捻り上げ、瞬時に手錠を後ろ手に嵌めたのである。
「何をするんだ、止めろ」と安東が叫んだ瞬間、裕子が、安東の髪の毛を掴み、思いっきり持ち上げた。
「大人しくしなさい。いくらマンションでも、そんな大きな声を出されたら困るのよ! さあ、こっち向きなさい!」
「ググウウウ・・・・」と呻き声を出す安東を、仰向けにすると、赤いボールの付いた猿轡を不意をついて、一気に安東直紀の口にねじ込んだのである。
身体が痺れて言うことを利かない安東は、まるで幼児のように裕子に身体を制御され、自由に転がされるままである。
やや小ぶりな真ん中に穴が開いたピンポン玉の猿轡が、美形の安東直紀の口奥にはめ込まれ、真っ黒な革のストライプが、頬を2つに割って、うなじに絞り上げられた。
素早く、うなじで革のストラップの留め金具を留められると、もう安東直紀の声は完全に封じられたのである。
「ムムムググググ・・・・」必死に床の上で身悶えする安東直紀に向かって、裕子が立ち上がりながら、話しかけた。
「ははははは。とうとうやったわ。ねえ、直紀ちゃん、どんなお気持ちかしら。貴方今からここで暮らすことになるのよ。私のことを憶えてる? 港五中時代一年先輩だった高橋裕子よ。苗字が変わって國谷になったの。どお?思い出した? ふふふ。それとも、初めから知ってたのかしら? まあ、どうして貴方がこんな目に遭うか、これからどうなるかは、たっぷり後で説明してさし上げるわ。さあ、今からお宅の黒田アユミ社長に連絡させてもらうわね。そこで、大人しく聞いていて下さらない!ほほほほほ。」



安東君 今いずこ?4

ある平日の昼下がり。
裕子は、画商が訪ねてくるのを、今か今かと待ちわびていた。
中学を出てから、27年ぶりの再会である。
(きっと彼は、今日のお客が私だと知ったらびっくりするだろう! 今の私はテレビに出演する有名な弁護士だから。でも、私が中学の1年先輩だった高橋裕子と気付くかしら?
高校時代、親の離婚で苗字が変わったから。気付かないかもしれないわ。それに、随分容姿が中学時代と変わったから。・・・・・後で気付いてどんな顔するかしら!)

今日は念入りに化粧をした。
(やっぱり初恋の男性に会うんだから、女として当然のことよね。でも、まさかとんでもない生活の始まりだなんて彼は夢にも思ってないでしょうけど。うふふ)


そして、玄関のチャイムがなったのだ。
ここは、裕子のマンションである。
かなりの高級マンションで、数年前から住んでいた。
ドアを開けるとスーツ姿の安東直紀が、お辞儀をしながら入ってきた。
「さあ、どうぞ、狭いところですけど、ご遠慮なく」
「失礼します。」笑顔を絶やさずに靴を脱いで、部屋に入ってきた。
「あ、そこのソファにお座り下さい。今お茶を入れますから。」
「どうかお構いなく。」如才なく安東は応える。

ダークグレーの3つボタンスリムなスーツに、真っ白なボタンダウンのシャツ、臙のレジメンタルタイという清潔そうな、そして誠実なファッションをしている。
裕子は、アユミから聞いた通り、真面目で誠実な男という印象の彼だと思った。
中学時代の彼に対するイメージそのままである。
黒い髪を6:4に軽く分け、温和な表情の物腰の柔らかい魅力的な中年男性なのである。
端正な顔立ちではないが、ナイスミドルな感じのする魅力的な美中年だと感じた。

裕子がコーヒーを出し終わると、早速、名刺を出して挨拶してきた。
そして、ソファの正面に座った裕子を見ても、驚いた様子はない。
おそらくアユミから、テレビで有名な弁護士の自宅と聞かされてきたのだろう。
それとも、有名人に会うのなど、慣れっこなのだろうか?
しかし、彼は自分が中学時代の1年先輩だったことに気付いているのだろうか?
「はじめまして。私、黒田画廊の安東と申します。お売りになりたい絵があると伺ってきたのですが?」
「ええ、お宅の黒田アユミ社長とは古くからのお友達ですの。・・・・・ほほ。今日は実はこっそり売りたい絵がありましてね。それで、東京で一番の目利きと評判の安東さんにわざわざ来ていただいたわけですわ。あ、コーヒー冷めないうちにどうぞ?」
「ありがとうございます。そんな東京で一番だなんて。・・お褒め頂き恐縮です。では失礼して。」
そうやって安東直紀は、コーヒーに手を伸ばし、一口二口と口をつけた。
「社長から聞いてまいったのですが、何でもジョガールの名画をお持ちだとか? この東京にジョガールをお持ちの方がいらっしゃるなんてびっくりしております。何せジョガールは生涯で描いた絵が、大変少のうございまして。中々お目にかかることがございません。では、早速拝見させていただけないでしょうか?」
「ええ、直ぐにお持ちしますわ。それより、つかぬことをお伺いしますけど、安東さんは、黒田画廊をお辞めになって、独立なされるんですって?」
「え、ええ。・・・・・どうしてそれを?」
「ええ、アユミさんからうかがいましたわ。東京一の目利きに辞められたら困るって?」
「ええ、まあ、思うところがございまして。今月いっぱいで退職いたします。ですから、
今日の仕事が、実は最後のご奉公ということでして。」
「随分アユミさんが残念がっていましたわ。どんな手を使っても引き止めたいって・・・・。私も、黒田画廊に残っていただきたいですわ。ほほほ。」
「そんな・・・・・・・・・」
言葉に詰まった安東を見やりながら、裕子がニヤリと笑った。
それから、奥の部屋から一幅の油絵を持ってきて、ソファのテーブルの上で広げて見せた。
それは、夭折の天才画家・ジョガールの「馬の轡も持つ女」だった。
しばらく、凝視していた安東の表情が見る見るうちに驚愕に変わっていった。
「これは・・・・・・・・・。これは、15年前に、マンチェスターのオールドトラフォード美術館から盗まれた絵じゃないですか?・・・・・・本物ですよ。・・・・どうして、これを!・・・・どうやって手に入れられたんです?・・・・・これは、ちょっと、・・・困ります。」
本物のジョガールと知り、それも盗品と気付いて安東直紀は唖然としている。
「ふふふ、ええ、数年前、ある海外のブローカーから4億で購入しましたの。もちろん、盗品だと知ってましたけど。ほほほほ。いかがかしら?安東さんが、どこかに高く売り捌いていただけないかしら? アユミさんにも、そうお願いしたんですけど?ふふふ」
「いえ、手前どもは、先代から、まっとうな絵しか取り扱わないことになっています。亡くなった先代社長からの薫陶です。社訓なんですよ。・・・・・。このような絵は、絶対に我が社では扱えません。しかし、盗品と知って購入されるなんて。貴方も社会的地位のある弁護士さんでしょ! 許されないことですよ。・・・・・このことは見なかったことにします。私はこれで失礼します!」
怒った顔の安東直紀が、ソファから立ち上がろうとした瞬間だった。
彼がよろめくように、ソファに倒れ掛かったのだ。
「あ、失礼!」と言って、再び立ち上がろうとして、またもソファに倒れこんでしまった。
「あらあら、いかがなさいまして! ふふふ、お薬が効き過ぎまして! ほほほほ」
「・・・・何を言ってるんですか?・・・・まさか。何か私に飲ませたんじゃ!・・・・」
安東直紀は、頭が割れそうに痛いそぶりを見せながら、ソファから立ち上がれずにいる。
裕子は、勝ち誇ったように、ソファから立ち上がると、苦しむ安東直紀を見下すように微笑を浮かべたのである。

安東君 今いずこ?3

次の日、早速入会を済ませた裕子は、帰宅するとすぐにサイトを開き、その掲示板の書き込みに胸がはちきれそうになった。
ギャラリーには、スーツ姿の男性たちが女性から捕らえられ、縛り上げられてから口に猿轡を厳しく噛まされた写真が数多く掲載されている。
裕子が、長い間、心の奥で夢想していたシーンそのものが、画像として再現されているのだ。まさにストライクゾーンのど真ん中の珠玉の写真ばかりである。
ここだったら、私の性癖を理解し、趣向を話し合える人に巡り合えるかもしれないと思い、思い切って書き込みをしてしまったのである。

『私は、42歳の主婦です。男性が女性にDIDされる小説や動画を見たくてたまりません。同じ趣向を持った方とお話をしたくて投稿しました。
私の好きな趣向です。
1.男性はMではないノーマルな美男であること
2.S女性のほうは美人でないこと
3.囚われ責められる理由が理不尽であること(S的な欲望や金銭目的、逆恨み、横恋慕等)
4.性的・暴力的には責めないこと(着衣緊縛や猿轡、羞恥責めなどの視覚的・精神的な責め)
5.男性は抵抗し続け、脱出を試み、(脅迫や折檻により)泣く泣く屈従すること
これが、私の好きな趣向です。同じ趣向を持った方とお話がしたいです。』


しかし、誰からも全く反応がなかった。
正直、かなり落胆した。
しかし、1週間後、突然、メールが入ったのである。

「はじめまして。都内に住む43歳のSの性癖を持った女です。あまりにも、趣向が
同じでしたので、思いきってメールいたしました・・・・・・・・・・・・・・・」

裕子は、軽い気持ちでその女性と、メールの交換を始めた。
話をするたびに、あまりに趣向が似通っていることに気付いた。
一気に意気投合すると、相手の女性は、大胆に自分の写真を送りつけ、住所までも、オープンする親愛の情を示してきたのである。

そして、10数回のメール交換後、とうとう裕子は、六本木のレストランで一緒に食事をする約束までするのである。


どきどきしながら、レストランで逢った女性は、黒田アユミと名乗る43歳の女性だった。
彼女は、都内で親の代から続く画廊を経営していたのだ。
目利きの父親が始めた店で、昨年、父が他界してからは、アユミが跡を継いでいる。
なかなかの美人で、背が高く、育ちのよさそうな、上品な感じの気品が漂う中年女性である。
都会の洗練されたご婦人をイメージさせるファッションをしている。
アユミは、有名人の裕子を見た瞬間、びっくりしたような顔をした。
さすがに毎日テレビで見る有名弁護士であるだけあって、知らない人間はいないのだ。
裕子は一瞬、直接会ったことを後悔した。
しかし、それは杞憂だった。
アユミは決してこの趣向を他言しないことを誓ったのだ。
2人で会食を始めた。まるで10年の知己に出会ったように思うほど話が弾んだ。
会って話すと2人の趣向が本当に似通っていることが確認出来た。
また直ぐに再会することを約束して、別れた。

それから、1ヶ月の間、2人は毎日のようにメールと電話で趣向を話し合い、休日には、必ず食事をし、夜明けまで飲み明かすほど、意気投合し語りあったのである。
たった1ヶ月で、もう何でも語り合える無二の親友になった気分だった。

そんな、アユミが酔った勢いで、語りかけてきたのである。
「ねえ、裕子さん。裕子さんは男性を縛ったことある? 猿轡を噛ましたことは?・・・・・
もちろん、お遊びじゃなくて、実際、誘拐とか監禁とかしたことがあるか? って事よ。」
「まさか~~。お遊びのプレーはあっても、そんなのあるわけないじゃないの!」
「ねえ、今度、私のとこの社員を監禁してみない?・・・・・・・・・ねえ?」
「ちょっと、何馬鹿なこと言ってるのよ? それは、犯罪よ! 冗談やめなさいよ。」
「大丈夫よ。もちろん、訴えたりさせないわよ。ちゃんと最後は言い含めきれる自信もあるわよ。」
「でも、だめよ。そんな事。・・・止めなさいよ。折角の社会的地位がなくなるわよ」
そこまで、言ったときだった。
かなり酔いが廻っているアユミが、思いつめたものを吐き出すように声を落として、話始めた。
「実は、うちの会社の常務が辞めるのよ。・・・・彼が辞めたら、もうウチの画廊もおしまいなのよ。父の愛弟子というか右腕だった男よ。・・・・彼が辞めて独立したいって言い出したの。ウチの上得意様は、皆死んだ父と安東直紀の眼力に惚れて絵を買ってるお客ばかりなの・・・・あの男が辞めたら、もう、おしまいなのよ・・・・・・・」
本当にアユミは、参っているような顔で愚痴り始めたのである
「ねえ、今、なんて言った。・・・・安東直紀って言わなかった?」
「ええ、そうよ。あんどうなおき。うちの常務よ。父のお気に入りだったの」
「ねえ、その男いくつ。どんな顔?」
「たしか40ちょうどじゃないかしら。・・・あ、そうそう、写真持ってるわ。私と一緒に写ってる男よ。」
ひったくるように奪い取って写真を見た裕子は胸が破裂しそうなくらいびっくりした。
将に中学時代に想いを寄せていた一年後輩の安東直紀なのだ。
見間違うはずがない。
面影というか、中学時代の顔そのまま大人になったように童顔のままなのだ。
二重まぶたでぱっちりとしていて、幼い表情で、笑顔が可愛い人懐っこい顔をしているのだ。
裕子が、そんな衝撃を受けていることにも眼もくれずにアユミが、話を続けた。
「この安東って男、可愛いでしょ。私の好みの男なの。今は独身よ。一回離婚したの。
マンションで一人暮らしだし、両親はすでに他界してるわ。・・・・・・一ヶ月や二ヶ月居なくなっても誰も不審に思わないわ。他の社員には、ヨーロッパに絵の買い付けに行ったって言えば、詮索されないし。その間に、拷問して独立を思いとどまさせるのよ。・・・ねえ、どお?手伝わない?」
「・・・・・・・・・・・・・・ねえ、・・・・アユミさん・・・・私・・手伝ってもいいわよ。なんなら、私、体調を崩したことにして、全ての仕事をキャンセルするわ。・・・・・
その代わり、私のマンションに監禁するってこと。どお?。」
突然の裕子の変わりように驚いたように、アユミが見詰め返してきた。
それから、2人の長い謀議が続いたのである。

安東君 今いずこ?2

裕子は、珍しく今日は夜、一人自宅でお酒を飲んでいた。
仕事が忙しく、連日深夜まで仕事がずれ込むことも多い裕子。
いい加減仕事を減らして、ラクしようと本気で考えている毎日だ。
昨日の疲れが、1日寝ても取れなくなったと感じていたし、肉体もお肌も少しずつ老けていっているのが、わかるのだ。かなり働き続けた10年だった。
実際、先月からかなり仕事を減らして来ていた。
(少しここら辺で、ゆっくりしよう)
もう一生遊んで暮らせるくらい蓄財出来たと思っていたのだ。

ぼんやりとパソコンの前に座り、趣味のボンデージやSMサイトをサーフィンしていた時だった。
『囚われの美男』というサイトの男性DID掲示板という文字が目に飛び込んできたのだ。
全身の細胞が一斉に眼を覚ましたような気がした。

男性DID。
なんて素敵な言葉の響きだろう。DIDという言葉をネット社会になって知った。
それまで知っていたのは、SMという概念。

荒縄で緊縛、鞭やろうそく、女王様とかメス豚とか、奴隷とかいう言葉の羅列。
趣向が違う。
女王様?     見たいのはM男じゃないのよ。
やっと最近は、DIDという言葉が日本のマニアの間にも、浸透してき始めてきたが、そこで語られるのは若くて可愛い女の子が囚われて身悶えする話ばかりである。
ノーマルな嗜好の素敵な男性が、女性に捕らえられ、緊縛猿轡をされて弄ばれる話など、
今まで日本には皆無だったのだ。
(こんなサイトが出来たんだ!)

そう思うと、一時も早く入会して、サイトの中身を覗いて見たい衝動が、全身を駆け回ったのだ。
その日の夜、裕子は中々眠れなかった。
(明日、朝一番に銀行から入会金を振り込もう! どんなサイトかしら。こんなにドキドキするのも久しぶり! でも、私ってあの時、この性癖にはっきり目覚めたのよね。)
そう思い出しながら、中学3年生の出来事を思い返したのである。

あれは、そう中学3年生の1学期だった。
女子テニス部に入っていた裕子は、部活が終わってみんなが帰宅した後、忘れ物を取りに部室に戻ったのだ。
日が暮れ始めていた薄暗い部室を出ようとした時だった。
隣の女子卓球部から、女子生徒の声が聞こえたのだ。
聞き覚えがある声が、いくつも聞こえてくる。
そうスケ番グループの4人組の声なのだ。

何かを笑いながら騒いでいる。また下級生の女子でも連れ込んで、焼き入れでもしてるのだろう、と思いながら、聞き流そうと思った瞬間だった。
「ねえ、ちょっとナオキちゃん、何とか言いなさいよ!」という声が聞こえたのだ。
(ナオキ?・・・・・もしかして2年生の安東直紀なの? まさか・・・うそよ)
彼こそ、裕子が心秘そかに想いを寄せている1年後輩のテニス部の男の子だった。
学年で1番成績が良い男の子で、真面目で礼儀正しい、本当に可愛い男の子なのである。
サラサラの髪に色白の小さな顔、大きな目と長い睫毛の男の子だった。

胸騒ぎを覚えながら、隣の部室の人間たちに気づかれないように、そっと壁に近づき
机の上に登りながら、天井と壁の隙間からやんわりと女子卓球部の部室を覗いてみた。
そこで、見た瞬間の構図は、今でもはっきりと脳裏に焼きついている。
安東直紀は、4人のスケ番に取り囲まれるように床に正座させられていたのだ。
その上、ガムテープで、後ろ手に縛られ腕をガムテープでグルグル巻きにさせられていたのである。
そして、よく見ると口には女子の赤いブルマーをねじ込まれ、一人の女子生徒が吐き出せないように、押さえつけているではないか。
「ムグググ・・・・」と彼の呻き声が聞こえてくる。
「ほらほら、静かにしなよ! 大きな声出したら,他に聞こえるじゃないの!」
とグループの中で一番身体が大きくブスの由美子が、赤いブルマーをグイグイと押さえつけられているのだ。
そして、大好きな直紀君は、ズボンを脱がされ、下半身は白いブリーフ姿にさせられていたのだ。
そして、そのブリーフをリーダー格の雅美がずり下ろしたのである。
そこには、もう黒々とした陰毛が生え始めていた。
あの時の、眼に入ってきたものを、裕子は決して忘れることが出来ずにいる。
「キャーーーー!!」というスケ番たちの、嬉しそうな悲鳴と、顔を真っ赤にしてうつむいたまま、肩を震わせていた直紀君の姿。
思春期の裕子にとって、物凄い衝撃だった。
あの時、私は、今の性癖に目覚めたんだわ。ううん、もっと子供の頃から、眠っていたものに、私自身が気が付いただけだったのよね。

(あの安東直紀君どうしてるかな! どこに住んでるんだろう! あの頃は人懐っこい笑顔が可愛くて、どこか幼さが残った童顔の男の子だった。日焼けしていて、真っ白な歯をしてたわ。)

安東君 今いずこ?

1章

國谷裕子は、今年で満42歳になる女性弁護士である。
30歳の頃、一度結婚したことがある。
ちょうどその頃、彼女は社会問題になったカルト宗教団体と身体を張って闘っていた。
彼女は、テレビ番組に梯子するように出演し続け、その宗教団体が、いかに凶暴で危険な存在かを訴えつづけていた。
そのことで、彼女は日本中に知られる存在になったのだ。
笑顔が魅力的な理知的な美人弁護士なのである。
この時から、彼女は社会派・人権擁護の弁護士として、弱者の味方の弁護士として名声を得たのであった。
しかし、その忙しさが皮肉にも彼女の家庭を破壊させたのである。
子供も授からないまま、わずか2年で彼女の結婚生活は破局を迎えたのだった。

あれから12年、今ではいろいろな法律番組の回答者の他、国営放送のコメンテータとして月曜から木曜までレギュラー番組を持ち、テレビで見かけない日はない。
知性と美貌を兼ね備えた売れっ子弁護士に彼女を押し上げていた。

そんな彼女には、誰にも言えない、絶対に知られたくない秘密が2つあったのである。
1つ目は、言えないではなく言ったら身の破滅を招く秘密である。
彼女は多額の収入を脱税し隠匿していたのである。
実は、彼女には裏の悪徳弁護士としての顔があったのだ。
非合法組織の顧問弁護士とし、多額の謝礼が定期的に入るのだ。
かなり危ない仕事も金になれば積極的に引き受けた。
そして、それらで稼いだ金を脱税していたのだ。
彼女の六本木にある高級マンションのクローゼットの中には、秘密金庫が隠されており
現金だけで3億円、他に有価証券や貴金属・絵画をあわせれば、総額10億以上の資産を隠し持っていたのである。

もう一つの秘密は、そのS女としての性癖である。
イケメンの男性を縛り上げ、猿轡を噛ませて弄ぶ趣向を持っていた。
SMクラブで、素性を隠して遊んだことはあるが、誰にもその存在を知られたことはなく、
他人には決して知られたくない心の奥底に秘めた性癖だった。

この性癖が、彼女の人生を狂わしていくのである。

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