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ここは、自分のこだわりを書き綴った場にしたいと思ってます。小説はすべて私の頭の中の妄想・空想を書き綴っています。


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女子アナの災難~その2

ファイル5
「女子アナの災難」-2

翌週の土曜日、満代のマンションのダイニングキッチンで、郁美と弘子の2人はパーティー用の料理を作っていた。
2人は今朝からこのマンションを訪れ、留守番・待ち伏せする役目である。
家主の満代は、15:00まで仕事があり、朝から出勤して行った。
帰宅は17:00の予定である。
郁美が「厨房です!!」で鍛えた料理の腕を振るいながら、お喋りを始めた。
弘子がまず、「ねえ,ホントにそんな犯人来るのかしら?」と切り出したのだ。
「まさか!、5人とも誰も本気で犯人の男が都合よく来るなんて思ってないはずよ。
第一、 悦子さんたちの話だって、どこまで本当にあったかなんて半信半疑だって、みんな
言ってたじゃない!。でも、みんな少しスリルのあるパーティーするのが楽しいのよ」
と郁美が笑いながら応えた。
「そうよね、みんな襲われるかもしれないって空想しながらお喋りして、準備するのが楽しいのよね。まあ、バーチャルゲームみたいなものね。言い出しっぺの満代さんだって99%何も起こらないはず、って言ってたものね」と弘子。

あの夜、5人は深夜まで話し込んだのだった。
パーティーは翌週の土曜日18:00から。
場所は満代が住む都心の高級マンション。
郁美と弘子が朝からマンションで料理の準備をしながら、侵入者がいないかチェックする。
満代の帰宅は17:00。その日も仕事がある晶子と明子は18:00に訪ねてくる。
玄関は指紋照合システムで、本人か、又は中から鍵を開けない限り絶対に入れない。
ベランダも赤外線警報システムが警備会社と直結している。
後から訪ねる3人は、事前に携帯で中の様子を確認してから、訪ねてくる事が決められていた。
5人ともテレビでいつも見かける有名女子アナである。その上,美人でキュート。
とにかく目立つのである。
5人とも眼鏡をかけ、ジーンズにセーターのような地味なファッションで集まろうと話あっていたのである。
まず、満代が自分のHPに、自宅で仲間の女子アナを招いてパーティーを開くことを匂わす書き込みをした。
残りの4人も同じく自分のHPかブログに友人の家のパーティーに出席することを仄めかしたのである。

郁美と弘子は料理の手を休めて、コーヒーを飲んでいた。
まもなく16:00である。もちろん何も起こらない。
2人はテーブルの上の品物に手を伸ばしたのである。
スタンガン、催涙スプレー、捕獲用のネット網銃に捕物用の長棒まで用意していた。
すべてあの後、満代が通販で買い込んだのである。
2人は「よくやるわよね。満代さんも!それにこれは何?ふふふ」と弘子が紙袋を開けると、中からプラスティックの手錠が2個と、ピンポン玉にいくつかの穴が開き、両端から黒い革のストラップが付いたボール猿轡が出てきたのである。
犯人を捕獲した時の為と、満代が買ったものである。
2人と興味津々で「やだー!こんなもの買ってどうするつもり?」と言いながらも
郁美と弘子は、ボール猿轡を代わる代わる手に取り、互いに顔を見合わせながら、微妙な含み笑いを浮かべながら恥らいの表情を互いに見せたのである。
「あと1時間で満代さんが帰ってくるわ。さあ、あと少し料理がんばろうよ」と郁美。
「じゃ、ちょっとお手洗いに行ってくるわ。」と弘子が席を立ち、トイレの中に入った。
郁美をコーヒーを飲み終わり立ちあがった瞬間だった。
突然、郁美は背後からガーゼのような布を口に押し当てられてきたのである。
男の腕である。郁美は咄嗟に例の犯人だと思った。
「何故?どうやってここに?」そう思って必死で男の腕を振り解こうとしたが、無駄であった。女子アナの中でも、もっとも華奢でスリムといわれる郁美である。
男から羽交い締めされては、罠に掛かった小鳥である。どうする事も出来ず、すぐに意識が遠のいていった。意識が遠のく瞬間、水洗トイレの水が流れる音が聞こえていた。

弘子がトイレから出て来て、キッチンの床にうつ伏せに倒れている郁美を見つけた。
すでに例の犯人の男が、屋内に侵入しているなど夢にも思わず、慌てて郁美の方に走ったのである。郁美の傍にしゃがみ込もうとした瞬間、壁際に隠れていた男から、右手首を捕まれ、背中に捻り上げられたのである。
「痛あーい!」と言いながら身体を仰け反る弘子。手首だけを強くひねり上げられ身動き出来ない。弘子も瞬時に例の犯人だと思った。
「どうやって入ったの?やめて!」と大声を上げた。
「静かにしてよ!傷付けたりしないから!」と言いながら男が弘子の捻り上げた右手にロープのようなものを巻き付けてきた。
瞬間、弘子は縛られると感じたが、どうすることも出来ない。瞬く間に後ろ手に縛り上げられていく。
175chと女子アナきっての長身で、業界屈指の巨乳と評判の弘子。
身悶えするセータから大きなバストが揺れている。
振り向くと、若くて可愛い顔をした中々のイケメンの男である。
「あなた、こんなことしてどうするつもりなの!お願いやめて!」と弘子は男を優しく諭そうとしたが、男はそれを許さなかった。
「静かにしてっていったろう。猿轡させてもらうよ」と男は紙袋の中から、5個の赤いボール猿轡を取り出した。
黒革のストラップが付いた赤く鈍い光を放ったゴムの猿轡である。
その1つ1つに名前が書いてあり、弘子と白いマジックで書かれた1個を取り出すと、
「はい弘子さん、お口あーん」と言って、両頬を鷲掴みにして、ボールを口に捻じ込まれてきたのだ。
弘子がもうこれ以上、開けないと思うくらいに開けさせられた口に大きなボールが捻じ込まれうなじで頑丈に留められたのである。
「ウグゥ」と小さな呻き声を出すのがやっとな苛酷な猿轡である。

郁美は朦朧とする意識の中から、必死で起き上がろうとしていた。
ズンと頭の芯が疼くような痛みの中で、後ろ手に縛られているような感触が鮮明になり、眼を開いた。
覚醒した途端、誰かに後ろ手縛られている事に気付いた。
ハッとして目の前を見ると、弘子の顔があったのだ。目の前のソファに座らされている。
ふっくらとした弘子の頬を上下2つに割るように、黒いストラップが頬に厳しく食い込み、大きく開いた口にピッタシに嵌め込まれたボール猿轡が、綺麗な弘子の顔を醜く変形させているのだ。
郁美の方を見て、必至に首を振りながら、涙目で何かを喋ろうとしているが、小さく呻き声が微かに聞こえるだけで、言葉にならない。
「あぁ、あの男だわ!」と後ろを振り返ろうとした瞬間、郁美の口にも残酷なボール猿轡が捻じ込まれてきたのである。
弘子とは対象的に細くスレンダーな郁美。細面の顔に食い込む猿轡は一段と被虐的であり、小さな百合の花が無残にも手折られたような趣きが漂ったのである。
「僕を捕まえようとしたんだよね。お生憎様。お姉様たち5人のお口にピッタシの猿轡をプレゼントしようと、持ってきたんだよ。どお?ぴったりだろ?テレビでお顔とお口のサイズを測らせてもらったんだ。」
2人ともジーンズにセーター姿である。その上何故か2人とも黒の膝下まであるロングブーツである。
男は玄関に脱ぎ捨てられているブーツを持ってきて、2人の足に履かせたのである。
ブーツの上から足首、膝上を白いロープで縛りあげる。
シンプルな縛りだが、ツボを押さえた縛りは、彼女たちの動きを押さえ込んでいた。
次ぎに男は、ナイフでセータとブラウスを切り裂き始めたのである。
2人は必死に身悶えてして、暴れて抵抗しようとしたが、男が身体のツボを押すと身動き出来ず、瞬く間にブラジャー姿に引き裂かれてしまったのである。
2人とも真っ白なブラジャーである。
Dカップはあるたわわな胸と豊満な上半身の弘子。腋の下のお肉にブラジャーのサイドベルトが食い込んでいる。バストも背中もお尻もボリューム満点である。
一方、Bカップの郁美。可哀想なくらい華奢な体ながら、バストは意外にも膨らみがある。男は興味津々に郁美の胸の谷間を覗き込んでいる。男は貧乳も趣きがあり好きなのだ。鎖骨や肩甲骨が浮き上がっているスリムな身体に魅力を感じる方らしい。

2人は口いっぱいに噛まされた猿轡から、涎を垂らしながら男を在らん限りの口惜しさを込めて睨みつけている。
男はその顔の艶めかしさを写真に撮りながら話かけてきた。
「5人が、揃うまでその恰好で我慢してね。かなり厳しい猿轡ですぐに顎が痺れてかなり辛いはずだけど、最初に生け捕りされたんだ。不運と思って諦めるんだよ。」

丁度17:00になった。郁美の携帯がなったのである。満代からである。
郁美と弘子が顔を見合わせた。これで自分達が捕まったことが教えられると思ったのだ。

男が携帯を取る。なんと男は郁美と同じ声で笑いながら話し出したのである。
縛られた2人の顔が驚愕した。

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