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ここは、自分のこだわりを書き綴った場にしたいと思ってます。小説はすべて私の頭の中の妄想・空想を書き綴っています。


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安東君、今いずこ?10

紙オムツを買いに買い物に行った裕子が、30分後、マンションに帰って来た。
これから、腰を据えて直紀を弄ぶと思うと、沸き立つような感情を抑えられず、浮き立つような気分な部屋の玄関を開けたのだ。

部屋を開け、リビングに入った裕子は、我が目を疑った。
そこに、ホッグタイで床に転がされているはずの直紀の姿はなく、縛っていたロープが散乱していたのだ。
「エッ!」と思った瞬間、背中にナイフのような尖った金属を押し付けられたのである。
「裕子さん、ごめんなさい!私たちこう言うことだったのよ」
アユミと直紀はグルだったのだ。
「ちょっと、アユミさん、これ何の真似!悪い冗談はやめて!・・・・・・まさか!」
「裕子せんぱい! ずいぶんと可愛がってくれたじゃないか! ふふふ、まあ、いいさ、
俺も満更悪い気はしなかったぜ。」
予め準備していたのだろう。 直紀はすでにジーンズとセーターに着替えていた。
「さあ、手を後ろに廻しなよ。 そうだな、その前に服を脱ぐんだ。」
ナイフを突きつけているは直紀の方だ。
「早くしろ!」これまでの物腰の柔らかい直紀から豹変した厳しい罵声だった。
「さあ、裕子さん、大人しく服を脱ぎなさい。・・・・・・だましてしまってごめんなさいね。・・・・・六本木の高級マンションですもの、簡単に強盗になんか入れないでしょ、騙して仲良くなってから部屋に入るしか方法がなかったのよ!」
硬直したように立ち竦んでいる裕子に、アユミが笑い声をかみ殺すように言い訳を言ったのだ。
裕子は、唇を噛み締め、騙した2人を睨むような表情で立ちすくんでいる。
「ほら、美人の裕子さん、早く服を脱いで、高級ランジェリーを見せてくれよ」
今度は猫なで声の直紀のせりふで、我に返った裕子は仕方なく、胸のボタンをゆっくり外し始めるしかなかったのだ。

黒いブラジャーとショーツ姿になった裕子を、アユミが手際よく後ろ手に縛り始めた。
裕子は、フローリングに正座させられ、高手小手にキビキビと縛り上げられていく。
「ねえ、常務、裕子さんって実は縛られるのは初めてなのよ。男を弄んだことはたくさんあっても、自分が弄ばれた経験はないらしいわ。少し苛めていきましょうよ」
「ああ、知ってるよ。この女の書き込みを読めば、全ての趣味がわかるさ。それにしても、裕子さんも裸になると、さすがに歳は誤魔化せないよな。テレビで見ると、かなりスレンダーなようだが、裸だといろんなところにお肉がたっぷり付いてるじゃないか?ははは」
「・・・・・・・・・・」
後ろ手に厳しく裕子を縛り上げると、今度は直紀がバックから赤いボールギャグを取り出してきた。
「ほら、口を開けな!」
裕子はもう観念したかのように、口を半開きに開けた。
次の瞬間、直紀の乱暴な手が、赤いボールを裕子の口に強引にねじ込むと頬が歪んで、顔が瓢箪になるくらい厳しくストラップを締め上げたのだ。
「ウグググ・・・」
口奥まで押し込まれた猿轡のあまりの強烈さに溜まらず裕子が呻くのもお構いなしに、
直紀は留め金をうなじで止めたのだ。
「さあ、これでよし。・・・・・ふふふ、どんな気分だい?裕子さん! いや、たまさんとお呼びしましょうか? あんたが、「たま」というHNで男性緊縛のブログまで作り、どS熟女のたまと名乗りながら、男性を縛り上げ弄ぶ小説を書いてることも先刻調べが付いてるんだぜ。才色兼備の美人弁護士が、どS熟女の「たま」さんなら縛られてみたい男はいくらでもいるぜ。ハハハハ・・・・・なんだい、その口惜しそうな目は?」
「ねえ、常務、座禅ころがしにする? それとも逆海老縛り? 今から長い時間ここで身悶えするんでしょ? (クスクス) あんまり残酷なのは可哀想よ。」
「座禅ころがしにして、バイブを咥えさせてやろうぜ。電動コケシなら、いっぱい裕子先輩が持参してるし、ハハハハハ・・・・。それにしても、美人で頭が良くて下級生たちの憧れだった裕子先輩の緊縛姿が見られるなんて俺も幸せだぜ」
直紀は、黒いブラジャー姿の裕子の乳房を鷲摑みにして乳を揉みながら、もう片方の指は黒のショーツの中に指を入れて、捏ね繰り回したのだ。
「ムムム・・・・・」
裕子は悔しそうな目で睨みながらも、直紀の愛撫で、猿轡越しに熱い吐息を漏らし始めている。
「まったく、S女なんて言いながらも、このザマだぜ・・・・ふふふ。もっとたっぷり仕込めば、すぐにどМ女になるぜ、このスケならよ」
「さあ、憧れの先輩ともそのへんでさよならよ。常務! 長居は無用。仕事にはいりましょう!」

それから、アユミが裕子を座禅ころがしの姿にテキパキと縛り上げている間、直紀は裕子の隠し資産を調べていた。
現金3億が、クローゼットの中でそっくり眠っていた。有価証券は足が付く。
外国に持ち出して換金出来る貴金属と絵画が、後は目当てだ。
時下数億のジョガールの他に、明治の洋画家・青木シゲルや岡田三郎介の名画まで隠されていた。
「裕子先輩、いい絵を持ってるじゃないの? これなら10億には簡単になるぜ。全部脱税して隠し持ったお金で買い漁ったんだね。・・・・・さすが社長は、よくこの女の隠し財産を嗅ぎつけたぜ。まったく目の付け所が違うぜ」
「ふふふ、本当にひょうたんから駒ね。まさか私も、こんなことになるとは、夢にも思わなかったわ。本当に軽い気持ちでメールしたのにね。ははははは」

座禅ころがしにされた裕子の股間に大きなコケシのような電動バイブが差し込まれ、SWが入れられた。
「ウグググググ・・・・・・・・・・・・」
悲鳴のような裕子のあえぎ声を聞きながら、直紀が続けた。
「今回のことを全部仕組んだのは、そこの黒田社長さんだぜ。とにかく黒田画廊の経営は火の車、倒産寸前なんだ。そんな時、社長が裕子さんあんたと知り合った。男性緊縛なんて変な趣味でな。色々調べるうちに、あんたがどうやら隠し財産を持ってることに気付いたのさ。盗まれても警察に訴えられない資産だということもな。・・・・・・・そこで、芝居を考えついたのさ。あんたが、掲示板に話し相手募集なんて書き込んだのが、まあ、運の尽きさ! これからは、話し相手に気をつけるんだな!はははははは。・・・・・・・・まあ、身から出た錆だと思ってあきらめるんだな、俺たちはこれから海外でのんびり暮らさせてもらうぜ」


アユミと直紀は、現金と貴金属、絵画を車に積み込むため、何回も部屋と駐車場を往復した。
その間、裕子は股間に咥えさせらた電動バイブに身悶えし、厳しく噛まされた猿轡越しに精一杯の呻き声を上げながら、床の上をのた打ち回りながら、運び出される資産をただ見守るしかなかったのだ。

裕子が、手足の縛りを自力で解き、口から猿轡を外したのはそれから3日後だった。

裕子は、警察に被害届を出すことが出来なかった。それは身の破滅を招くからだ。
また、一から稼ぐしかない。
翌日、裕子は黒田画廊を覘きにいってみた。
店は閉まって、急遽廃業の知らせが店の前に張り出されていた。

それから、2日後、新聞に裕子は小さな記事を見つけた。

【画廊に強盗】
○月○日、東京都○○区にある黒田画廊に女性が監禁されているのを、訪ねてきた同業者の男性が発見した。監禁されていたのは、画廊を経営していた黒田あゆみさん(43歳)で、2日前の閉店後、店の整理を行っているとき、客を装った男性が侵入して被害にあった模様。黒田さんは、手足を縛られ、目隠しをされ、口に猿轡を嵌められた状態で部屋に閉じ込められていた。黒田さんは、犯人に見覚えはないと話している。
現金や絵画は盗まれておらず、犯人の目的は不明。
警察は、慎重に事件の背景を調べている。

「ふふ、そりゃ、犯人を知っていますなんて、口が裂けても言えないわね。・・・・・・・あの女も結局騙されたのね。・・・・結局、安東君の一人勝ちなのね」
                         ~完~



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