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US様投稿小説:美女は剣をとり、策士は思惑通り女に縄を打つ~10

第10章

僕はMr.Bの姿が意外に見えた。
DIDの世界はSとかMとは異なる世界と彼は常々言う。
しかし、分類すれば責めてである彼が、今は逆に受け手に陥っている。
いや、正確にいえば責めての趣向を強く抱いているからこそ、傍らで縛めを受ける美女2人にあらぬ興奮をしてしまっているのだが、そのことが自らを逆に惨めで窮地に追い込んでしまい、男として惨めで無様な一番されたくない仕打ちを受けることになってしまっているのだ。
右翼と左翼が意外に共通点を見いだせる様に、対極にあるものは意外に互いの性質を潜在的に持ち合わせるものなのだと、僕はこんなところで認識させられた。
「どう? 生け捕りにされた部下2人、どっちが魅惑的? 菜々子? 美咲? どっち ククク・・・」
石野は小悪魔的な笑みを浮かべる。
「どっちも、なんていう答えはずるいわ・・・ さあ、2人ともご主人さまにその美しさを存分にご披露なさい」
菜々子も美咲も長身で白い身体が眩しい。
その2人が縛られ、魅惑の口に互いにギャグを噛まされのた打ち回る姿はDID趣向がなくとも、男性ならば目を奪われる光景だろう。
何せ2人とも下着姿だ。
しかも2人はくぐもった嬌声を上げながら、Mr.Bにわざと身体を触れ合わせるようにそばに寄り添い身悶える。
甘い体臭が少し離れている僕の鼻孔までついてくる。
「んん~~・・・はんむぅう・・・」
2人の美女の喘ぎにMr.Bはラバースーツを突き破らんばかりにアソコを突きたてる。僕はもう、彼をどう助けて良いか分からず思わず立ちすくんでいた。
菜々子が上体を起こし、不自由な身体のままMr.Bの顔を見つめる。
タオル地の猿轡の端から唾液が滲み出ている。
そして、美咲もMr.Bに寄り添いもの欲しそうな眼で彼を眺める。
長い髪がMr.Bの頬にかかる。
「はははぁぁ~~ッ もう限界みたいね、Mr.B!!」
石野がMr.Bのアソコを撫でまわしながら、大きな笑い声を上げる。
「どう? こういう趣向の拷問は? 白状したくても白状できないわね、猿轡をされていちゃあ・・・ まあ、あなたから秘密を聞き出す必要なんてないわ もう貴方の女ボスは私たちのボスに生け捕りにされたから」
由美子も橋本に捕まり、Mr.Bもこんな目に・・・。
もうこちらに勝機はない。そう感じ始めた時だった。
「フフフ、いいわ 菜々子と美咲 貴女たちは愛するMr.Bにとどめを刺してあげなさい」
Mr.Bにご奉仕してあげたい女になっている2人を自由にし、彼を昇天させて愉しもうという趣向らしく、石野は菜々子と美咲の縄を解き始めたのだ。しかし・・・。

目を疑う光景だった。
自由になった下着姿の菜々子と美咲は魅惑の瞳を潤ませながら石野に歩み寄る。
「ちょっ、ちょっと!! どうしたの、2人とも!?」
たちまち、2人は自分たちの手足を縛めていた縄を手にすると石野を捕え緊縛し始めたのだ。
「やめなさいッ! どうしたの、はぐッ」
そうこうしている間にも、菜々子は大きな身体を石野に絡みつかせるようにして抱きつき背後で縄をかける。
そして、美咲は床に転がっていた自らの口を塞いでいたコブつき猿轡を手にし、唾液が糸を引くそのコブを石野に噛ませる。
2人は一言も発することなく、実に手際よく石野をDIDしてしまったのだ。
悔しそうな表情を浮かべる石野はギッチギチに縛られて床に転がる。
「Mr.B、これはいったい!?」
僕はMr.Bの身体を自由にしながら、尋ねた。
「こういうこともあろうかと思ってね ドレサージュの趣向を変えておいたのさ つまり、責め手の気質を持つ相手を快感のターゲットに選択するように・・・」
Mr.Bは彼女達が敵の組織の刺客だと気が付いていたらしい。
そのため、自分がみじめな仕打ちを受けることを覚悟で、土壇場での逆転に勝機をかけドレサージュを施していたというわけだ。
「U君、今回は惨めな姿を見せてしまったな・・・」
Mr.Bは少し申し訳なさそうな顔だった。
「そんなことより、由美子が橋本に拉致されたんです!!」
慌てふためく僕を妙に冷静な目でMr.Bは眺めた。
「たぶん、君が心配するようなことにはなるまい むしろいかない方が・・・」
Mr.Bは困惑の表情を浮かべていた。

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