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ここは、自分のこだわりを書き綴った場にしたいと思ってます。小説はすべて私の頭の中の妄想・空想を書き綴っています。


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怪兵と亜美 第3弾

第2章

「亜美、実はあなただけにお話ししたいことがあるの。絶対に他言無用よ。知っての通り、私は、必ず諜報部のトップになるわ。・・・・そこで力をつけて、・・・・それからその後に国民議会に立候補するつもりよ。・・・・・」
「ええ、そのことは以前から何度も・・・・・」
イザベルの野心は、最終的にフランス初の女性大統領にまでのし上がることなのです。
「でも、その前にどうしてもこの世から抹殺しておかなければならない過去があるのよ。
・・・・・・あなたを信頼して話すのよ。・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

イザベルは何度も逡巡する表情を浮かべた後、意を決して話だしたのです。
「実はね。10年前に私、お金である男を買ったのよ・・・・・いきつけのSMクラブでね。従順な東洋人のM男だという触れ込みだったのよ。自宅でしばらく飼ってみようと・・・」
「部長が男性を???・・・・・」
イザベルの「愛人」は女性一筋だったはずです。
男性とは、性交渉もSMプレイも関心がないものと亜美は思っていたのです。
それが「男の愛人???」。

「ええ、仕事に疲れていて・・・ちょっとした出来心だったのよ。自宅で縛ってから檻に入れて飼ったのよ・・・・・ほんとちょっとした気の迷いだったの。すぐに退屈したわ。・・・・手放そうと考えていた矢先だったのよ・・・・それが・・・・ある時、檻を破られて・・・・・」
「それから、どうなさったのです??・・・・」
「・・・・このことは誰にもしゃべったことがないのよ。・・・・・・・・・・・でも・・・思い切って言うわ。・・・・(逡巡)・・・・実はその男に縛られて逆に監禁されたのよ・・・・(また長い沈黙)・・・・・・思い出すだけで忌々しいわ。・・・・一瞬の隙を突かれて、檻から逃げ出され、そして、その男は、私を縛り、その私の姿を絵に描いたのよ。」
「・・・・・(絶句)・・・絵を・・・・・・・どんな絵なのです?」
「思い出したくないような絵よ・・・・・・」
それから、イザベルは描かれた破廉恥な姿の絵の内容を説明したのです。
もちろん、何度も言葉を飲み込み、忌まわしい過去のことを逡巡しながらです。

全裸で緊縛され、口にはスカーフの結び玉の猿轡を頑丈に噛まされ、何時間も床に正座させられて絵を描かれたようなのです。
その当時、簡単に動画撮影なんかできなかった時代だったから救われたのかもしれません。
プライドの塊のようなイザベルにとっては、耐え難き屈辱だったことは容易に想像出来ます。
イザベルが見た絵は、本当に精緻なまるで写真のような緻密さで描かれた本格的な油絵で、
イザベルの顔の表情や、体の特徴を捉え、筋肉の盛り上がりまでも見事に描かれていたそうなのです。
そして、本当に屈辱だったのは、緊縛猿轡のまま何時間も同じ姿勢を強要され逆らうと不思議な力で体のツボを押すのだそうです。
ただそれだけのことで、体に激痛が走り、屈服する以外仕方なかったことなのです。
「あれは、東洋に伝わる指圧術だわ・・・・昔、何かの本で読んだことがあるわ・・・まるで魔法のように私の身体を支配したわ・・・・」

「それでは・・・・お姐様が猿轡を噛まされたの????・・・・(絶句)」
亜美はイザベルのことを時折「御姐様」と呼ぶのです。
そしてイザベルは、猿轡に異常な興奮を覚えるサディストであり、反対に猿轡を噛まされることがもっとも屈辱恥辱と感じる女性だったのです。
真の猿轡マニアであり、本物のS女だったのです。

「ええ・・・・・本当に思い出すだけで腹が立つわ。・・・この私が・・・・、この私がよ・・・・男に猿轡を噛まされるなんて・・・・・・・」
実はイザベルは男の履いていたブリーフをねじ込まれた後、結び玉を作った布の猿轡を頬が歪むほど厳しくねじり上げられたと告白したのです。

長い間、誰にもしゃべらずにイザベルは心の中であの屈辱を仕舞い込んでいたのです。
最初は語ることを逡巡したイザベルも一度話し出すと堰を切ったように一気に語りだしたのです。
相手が自身の性癖のすべてを知り尽くした亜美だったことも、そして亜美自身が聞き上手だったことも要因かもしれません。
「本当に私、思い出すとハラワタが煮えくりかえるわ・・・・・・あの男は、私を服のまま縛りあげたのよ。・・・・それからナイフで服を切り裂いていったのよ。私の羞恥心を楽しむように、スケベ心を剥き出しにして、卑猥な笑いで服を剥ぎ取っていったのよ。下着の色や、ガードルの趣味がババア臭いとか・・・・・ブラのセンスが野暮ったいとか(マジで怒った顔のイザベル)ちくしょう!!・・・・・・そして、「ほら、口惜しいだろ、もっと暴れろよ、身体をねじる姿が色っぽいぜ!とか」私こんなこと男に言われたことなかったわ・・・・・ホント口惜しくて、猿轡さえ噛まされていなかったら・・・・そしたら、「おおおお、怒ったのかい、怒った顔の猿轡顔は最高だぜ、その顔を絵に描いてやるよ。」とか言われて・・・・・この私があんな虫けらみたいな男に猿轡を噛まされるなんて・・・・それもあの男の薄汚れたブリーフなんて、もう最悪・・・・」
イザベルは当時の事を思い返し、また怒りが込み上げてきたようでガタガタと肩を震わせながら憤ったのでした。
「それで・・・お姐さまは・・・・その・・・・大丈夫だったのですか」
「・・・・・・・」
イザベルは今度こそ意を決して告白したのです。
「聞きたいことはわかっているわ・・・・・ええ、最後はレイプされたわ。身体中を汚らしい舌で舐められたわ。毛虫が這うような気持ち悪さで・・・・それから・・・・後ろ手に縛られ猿轡を噛まされたまま・・・・{犯されのよ}・・・・・」

そして、イザベルの性格はそのことを他人に知られるなんてことが絶対に許せるはずがないのです。
それにしても、モダンで洗練されたパリの美女とはいえ、この「鬼のイザベル フランス情報部の魔女」をレイプするなんて物凄いことをやってのけた男がいたものだと亜美は内心びっくりしていました。





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