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ここは、自分のこだわりを書き綴った場にしたいと思ってます。小説はすべて私の頭の中の妄想・空想を書き綴っています。


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老・女盗賊の悲劇

10章

怪兵と洋助の責めも夜になると、亜美の鶴の一声で中断になったのです。
「怪兵、今晩は、智子さんと話があるの。お楽しみは明日に持ち越しでいいでしょ?」
私たちはあきらめざるを得ません。
亜美が部屋に入ってきたのです。
亜美の命令には逆らえませんからね。
小島智子の身柄は亜美に渡ったのです。

その夜、智子は、亜美のおもちゃになったのです。
亜美の責めは、令子のときもそうであったように、怪兵や洋助のような生ぬるい責めではありません。
プロフェッショナルのDIDプレイです。

まるで女の身体の細胞の一つ一つを攻略するかのようなハードな責めなのです。
薄暗い夜の部屋で、耳元で催眠術を掛ける様に、厳しくきつく、そして手の平を返すように優しくしなやかに愛おしむように女同士が心の襞をこすり合わすように責めるのです。
肉体以上に女性の自尊心を攻め抜くのが本当のDIDプレイなのかもしれません。

亜美は、このとき、智子から自宅のマンションのセキュリティ番号とこれまで盗みの仕事の全貌を聞き出したのです。
話さずにはいられない様な巧妙巧緻な拷問なのです。

そして次の日、今度は亜美以外の私と宇佐美と令子、それからカノン庄次の4人による智子への責めは続きました。
亜美は「あとは宜しく!」
と言って外出していきました。
尋問に答える時と食事の時以外は、厳しい猿轡を噛まされたまま、怪兵と洋介とカノン庄次と令子が加わった執拗な責めは続きました。
特に令子の女の責めは陰湿でした。
若い時の因縁を語りながら、ネチネチと心と体をねっとりと責め抜くのです。

将に恋仇だった令子の意趣返しの三毛猫の釜茹でポーズでの撮影は圧巻です。
屈辱的なケモノ縛り姿のまま、女性の秘部への長時間の激しい責めは、女の恐ろしさ怖さを教えられるほどのものでした。
小島智子は口惜しさのあまり
涙を流し、猿轡を噛み縛り、もの凄い目付きで令子を睨み返して屈辱に耐えていました。
美人女優が猿轡を噛み縛り、本物の悔し涙を流して昔の恋仇の美人女優を睨む。
私たち男3人はその怒り狂う猿轡顔をみて逝ってしまうほど見事な猿轡顔だったのです。
もちろん、上から目線で、無抵抗の小島智子に対して思いっきり勝ち誇った表情で勝利宣言の笑顔を見せる田坂令子にも痺れるような魅力を感じたのも事実です。

そして天才画家・カノン庄次の正座姿で長時間のデッサンがダメ押しです
本当に辛く苦しい責めだったと思います。

智子の身体には傷一つありませんが、心を屈服するには十分過ぎるような折檻の連続だったのです。

三日目の夜、この二日間留守にしていた亜美が戻ってきました。

怪兵も洋介も庄次も、そして令子も責めつかれています。
智子は相変わらず、椅子に座り、手足を縛られ、今は庄次の精液付ブリーフを口に詰め込まれ厳しい結びコブ猿轡をお見舞いされていました。
もう智子もクタクタになっていたはずです。

部屋に現れたノースリーブのミニのワンピース姿の亜美は、一段と妖艶で、テレビの華だった令子も智子も気後れするような美しさです。
亜美が珍しく微笑を浮かべ、智子の傍らに膝まつき、耳元で囁くように話し始めたのです。
「どお、智子さん、もう騒ぐ元気もないでしょう?・・・・・猿轡は辛い?」

智子はしおらしく頷くしかありません。
「そう。そうよね。私たち猿轡好きには堪らない疲労感なんだけど、あなたにはどうやらDIDの素質はなさそうですもんね。眼を見ればわかるわ。あなたは、猿轡には快感を覚える女性じゃなさそうだから。残念だけど。仲間にはなれそうもないわね。・・・・・・・そお、これからどうするかだけど・・・・・あなたは大泥棒、私たちも見ての通り綺麗な体の人間たちじゃないわ。お互い日本の警察とは縁を持ちたくない方なのよ。・・・・ふふふ。・・・・・・・・・・。ねえ、ここらで手打ちにしましょうよ。どう?」
今度も智子はまた頷いた。
{条件なんてどうでもいい。とにかくお願い解放して!}

「この二日間、あなたのマンションに入って、全部調べさせてもらったわ。私、これでも
ある国の諜報部の人間なの・・・・・」
猿轡顔で「エッ!」とした顔をする智子。

「あなたがこれまでに盗んだ絵は全部で25枚ね。時価総額20億くらいかしら?・・・・そのうち10億はすでに現金化してスイスの銀行の入れてるようね。・・・・・」

どうしてそんなことがわかるのよ?・・・・私の部屋に入っても全部暗号化して記載しているはずよ・・・・そんな顔の智子を尻目に亜美が話を続けた。

「だから諜報部の人間だっていったでしょ!・・・・あれくらい訳ないわ。・・・・・残っている絵は5枚。モネとルノワールとゴーギャンが1枚ずつ。あとルーベンスもなんと2枚も。どれも、小さいけど最高級の絵だけが残っているわ。5枚で10億の値が付くような代物ね。わかるわ・・・ふふふ・・・・あの絵5枚は簡単には捌けないわ。・・・・・」
完璧な調査にやや呆然とする智子。
巧妙に隠したはずの盗品のデータがたった2日間で調べぬかれていた。
自宅のセキュリティを聞かれた時、預金の500万と貴金属を盗むつもりか?と思ったけど、どうして絵のデータがわかったの?・・・・そんな表情の智子。
彼女はパリの20歳離れた若い恋人とこれから楽しく遊ぶつもりの資産なのだ。
そこまで調べられたら覚悟を決めるしかない。

ここで、亜美は智子の猿轡を外してやった。
「ねえ。お願い・・・・水を飲ませて!」
亜美がペットボトルの冷えた水を飲ませてやると、智子は一息つきやっと話始めた。
「ええ、その通りよ、あの5枚を売れば足がつくもの。でもフランスのある場所に持ち込めば売れると聞いているわ。あなた、どうやって捌くつもり?」
「ふふふ、よく御存じね。通称アベ・デシャンのことね。・・・・でもあそこは素人が持ち込めるところではなくってよ・・・・・一歩間違うと、マフィア絡みになって、命がいくつあっても足りないところ。・・・・・・・ねえ、ここから取引よ。・・・・・スイス銀行の現金はそのままあなたのものよ。それまで欲しいなんて言わないわ。・・・・・・・・・まだ口座には8億7千万残っているわよね。それだけあれば十分でしょ??・・・・・残りの絵5枚を私に渡しなさい。それで今度の不始末はすべてチャラにしていいわ。・・・・あなたフランスに若いツバメが居るんでしょう?・・・・でも、その子堅気の子じゃないわ。マルセイユのマフィアが、あなたの預金を嗅ぎ付けて近づいてきただけよ。・・・・・・・あの男は、その男性版美人局よ。・・・・信じられない?・・・・それじゃ、今度電話で、「〇〇〇〇〇」単語を言ってみなさい。・・・・感づかれたと思って態度が急変するわよ。・・・・」「何言ってるのよ・・・・ピエールはちゃんとした人よ。・・・・・・」
「青年実業家と言いたいのでしょ?・・・・・それじゃこのファイルを見て・・・・・・」

写真は、亜美が元上司のイザベラから送って貰った資料である。

ピエールがマルセイユマフィアの一員である決定的証拠が記されていた。

「彼らはあなたの資産を全部奪い、あなたを消すつもりよ。・・・・・・・・あなたがその気なら・・・・この5枚の絵で取引する気があるのなら、あなたの安全はフランスの諜報部が守るわ。約束するわ・・・・・・信じるかどうかはあなた次第だけどね。・・・・・・・
私は諜報部の人間と言ったでしょ!・・・この3日間のことはお互い綺麗に忘れ、恨みっこなし。そうね。あなたはまだ8億の現金があれば、優雅にヨーロッパで過ごせるでしょ?!・・・・・どお?・・・・・悪くない取引と思わない?・・・・・それともまだここで延々猿轡を噛みしめていたいの?クスクス」

                                    完


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