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ここは、自分のこだわりを書き綴った場にしたいと思ってます。小説はすべて私の頭の中の妄想・空想を書き綴っています。


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女性国会議員

第4章

ある晩、猿轡を噛まされ、ベッドに横たわる奈緒美に亜美が添い寝するような姿勢で囁き始めたのだ。
「ねえ、奈緒美さん。あなた、次の選挙大丈夫なの・・・・・・・」
突然、現実の世界に引き戻された奈緒美は顔を上げ、何か話そうとしたが、結びコブが口を塞ぐように噛まされていて、話せない。
「うググググ」
「クスクス・・・・そんなに急に真顔にならないで・・・・・・私は、これからもあなたには代議士を続けて欲しいわ。・・・・・何なら、私がお金を用立てましょうか?・・・・
どれくらいあれば選挙に勝てるのかしら?・・・・・10億ぐらいで大丈夫??」
「うググググ・・・・・・」

「ねえ、奈緒美さん、猿轡を外して上げるけど、代議士の顔になるのはいやよ。ここは亜美のベッドの上よ。優しく語り会いましょうよ。奈緒美さん出来る???」
もちろん、この間も亜美は、奈緒美の股間に指を這わせ続けている。
奈緒美はまた感じているような表情に戻り、こっくりと頷いた。
「じゃ、おとなしくするのよ。」亜美が幼女に言うような物言いになり、
猿轡を外してやった。
「どうしてそんなことをいうの・・・・・・・確かに次の衆院選は苦戦すると思うわ。
でも、負けないわ・・・・・」
「ええ、そう私も信じてるわ・・・・・でも心配なのよ。私も力になりたいわ・」
「でも、そんな10億なんてお金、亜美さんは持っているの????」

「私これでも新進の遣り手画商のつもりよ。クスクス。・・・・・・・・5億くらいなら毎年だって援助出来るわ。奈緒美さんだけのために!」
もう奈緒美は毎年5億の政治資金と聞いて、口があんぐり呆然状態である。
「現金を直接で問題あるなら、絵画でお渡しすることも可能ですわ。それを現金に替えれば・・・・自分が持っていた絵画を売却したことにすれば問題ないんじゃないの?」
「それはそうだけど・・・・・・・・亜美さんあなた一体??」
「ねえ、奈緒美さん。あなたが綺麗な性根の女じゃないことくらいわかるわよ。・・・・裏の道を通り続けることを厭わない女性だって解ってるつもりよ。それは私たちも同じ。・・・・・ふふふ・・・・・・ここらでビジネスでも手を握りましょうよ。私は今、
かなり危ない絵画取引してるのよ・・・・・クスクス。中身は言えないわ。でも、ヤクザとのトラブルだってあるし、その他にもいろいろ・・・・・これからも起こるし、それを厭わない覚悟よ・・・・・・額の向こう傷は覚悟の上で生きていくつもりなの・・・・・・それは奈緒美さんも同じじゃないの?・・・・・・女として生まれてきて喧嘩のない人生なんてつまらないわ・・・お互いそうでしょう??・・・・一緒にやっていきたいの。だから、奈緒美さんにお願いしたいことがあるのよ。・・・・・その代わり、そこで稼いだ絵の代金をあなたの活動に協力出来るわ・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
奈緒美は今必死で頭の中をフル回転させていた。
亜美が言っていることの意味である。
損か得か?危険はないか?でも資金は魅力的過ぎる。
政治パトロンがいれば、絶対にのし上がる自信はあるのだ。
綺麗事だけで生きていけないことは知っているし、そのつもりもない。
昔からのし上がる為なら悪魔と友達になれる女だと思っていた。
それに、断れば亜美たちとの関係が切れることが一番の恐怖だった。
もう亜美なしで生きていけない身体であることは、奈緒美自身がよく知っていた。
もう身もココロも完全に亜美の支配下であること奈緒美は感じ取っていた。
亜美の指が乳首を摘んだとき、奈緒美が話し始めた。
「それが目的だったの?????・・・・でも、いいわ。亜美さんが日本でやるすべての行為を私の力で黙殺させるわ・・・・・これでも警察官僚出身の警察族議員よ。国家公安委員よ。その代わり、私のことも見捨てないでね。・・・・きっとよ。私もあなたとは一蓮托生よ。・・・・・・」
次の瞬間、亜美の口を吸い始めたのだ。
長い長いキスを交わし、口移しでワインを奈緒美に飲ませたのだ。

奈緒美は、完全に亜美の掌中に入った。
最初は小さな悪事に眼をつぶらさせ、小さな機密を運び出させた。
一歩づつ抜き差しならない関係を作っていった。
悪事に対する罪悪感が欠落させ、とうとうイザベルが求める情報提供者になったのだ。
亜美の悪事の積極的協力者になっていったのも時間の問題だった。


                                 完


コメント

亜美が近づいてきた目的を悟った奈緒美さんの心情は如何だったのでしょう?でもすっかり身体に教え込まれてしまった快楽で言いなりにならざるを得ない情けなさ、そして断ったら亜美が他の女性に走ってしまい捨てられてしまうという嫉妬。
自分を心底愛してくれていたと思いこんでいたのに、実は目的が有って利用するために罠にはめたんだと思うと悔しい気持もお有りでしょうね。私って亜美さんの何なの?ビジネスのためのカモなの?違うわ。亜美さんは私を愛してくれているのよ・・・そう思い込むことで自分を慰めて尚更縄目に落ちて行くんですね・・・。
この心情がとっても可愛くて理解もできます。

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