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Author:ベスト
ここは、自分のこだわりを書き綴った場にしたいと思ってます。小説はすべて私の頭の中の妄想・空想を書き綴っています。


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「怪兵と亜美」第4弾

3章

「この絵って、そうとうモデルさんは辛かったんじゃないの・・・・猿轡はもちろんだけど、この姿勢を長時間強いて描いたの?」と令子さんが、初めて口を開きました。
確かにかなり不自然な姿で厳しく緊縛され、頑丈な猿轡を噛まされていますから、並の女性ならこれだけで音をあげてしまいます。
その上に女性器丸見えですから、かなりの屈辱です。
「ええ、この絵だけは、桔梗さんのリクエストなんです。自分の愛人の千冬さんがこんな惨めな姿になって、屈辱に耐えているところを描きなさい!って命令されて・・・・もちろん、私は、千冬さんがモデルなら異存がなくて・・・でも、千冬さん、デッサンのたびに同じ姿勢に桔梗さんが縛られてそうとう辛そうでした。・・・・でも、この絵は、千冬さん自体も望んでモデルになったんです。2人の愛の軌跡ってことで。原絵は私が保管し、複写を桔梗さんと千冬さんに渡したんです。千冬さんをデッサンの都度縛るのですが、私が、縛らせてもらいましたし、猿轡を噛ませるのも私でした。思い出すだけで本当に美味しかったですね(笑)こんな美形の顔に厳しいボールギャグを毎回嵌めこめるのですから、噛ませるたび、勃起しましたよ(笑)・・・・それと怪兵さんへの自慢になってしまいますが(笑)
千冬さんって髪がとても綺麗なんです。黒い艶のある髪で、ストレートで肩まであって、凄く純和風な感じなんですよ。さらに首が細くって・・・・猿轡を噛ませる前に、アップにしてもらうんですが、いつも髪から甘い香りがして・・・・うなじがとても綺麗で・・・・そこにボールギャグのストラップを毎回私が締めたんです。実に良かったなあ(笑)・・・
それと脇道に逸れたついでに言うと、今年のお正月に千冬さんが、和服姿で桔梗さんの家に来たんです。・・・・浅葱色の素敵な着物でした。その着物姿で、きっと縛られてみたかったんだと思います。髪も整えてこられたんです。32歳という女性がもっとも艶やかで美しさが溢れる年齢です。千冬さんは実年齢より5歳は若く見える女性で、本当に千冬さん美しかったです。
そこで、桔梗さんもその日は服を脱がさず、着物のまま、後ろ手にキリキリ縛り上げ、詰め物を噛ませた後、豆絞りの手拭で、結びコブ噛ませ猿轡を嵌めたんですよ。それは、それは色っぽくて艶っぽくて、ぞっとするくらいの色香が漂って・・・・結い上げた日本髪と美しい襟足に締めこまれた日本手拭の猿轡の結び目・・・・・ほんとこんなに絵になるうなじは、中々ない気がします・・・・・・千冬さんって、そんな日本女性独特の色気があることを知りました。・・・・・これが実はその時の写真です・・・・千冬さん、普段は写真撮られるのを嫌うのですが、この日は、おそらく「美しい日本」を残したいとか笑いながら言って、着物緊縛姿を記念に残したいといって、撮影を許可されたんです。この日は、たくさん写真撮って・・・やや足を崩し加減で座り、手首をキリキリに捻りあげられて後ろ手に縛り上げられていて、厳しい豆絞りの噛ませ猿轡・・・・怯えるでもなく、怒るでもなく、運命を受け入れて緊縛に耐えている意思の強い大和撫子を思わせる美女の猿轡顔なんです。結び玉をしっかりと銜え、一点をすっと見つめた表情は、絶品でした。こんな美しい猿轡は、私も世界中でいろんな女性の猿轡を顔を見ましたが、日本でしか拝めないと自信を持っていえます。本当に「美しい国・日本」の素晴らしさが千冬さんにはありました。大和撫子と着物と手拭の猿轡。これは世界遺産ですね(笑)」


「それで、この女性が、仕掛け人なの?・・・・・」と亜美が話しを戻します。
「そうです。鍼灸師らしく鍼の先に毒を塗って・・・・千冬さんは、人間の身体というか、ツボについても、それから毒についても相当な知識があって、鍼で刺して、数時間後に突然心臓の発作が起きて死亡するなんて殺し方が出来るんです。街の中の雑踏であったり、電車やバスの中で、隣に立って刺したりとか・・・・医師の診断では心臓発作になり、事件になったことはありません。彼女の過去は良く知りませんが、一度、桔梗さんが、彼女は麻酔学専門の女医だったと言ったことがあります。確かにそう思わせるくらい知的で聡明そうな美人なんです。」
「今までに何人も殺したの?・・・・・あなたたち」と令子さんが顔を歪めながら聞いてきました。
「私が仲間になってからは3人です。・・・・その前にも数人は。でも・・・・3人ともやくざでした・・・・何度も刑務所に行って・・・・でも、憎まれっ子世に憚るで・・・・なんでこんな人間がこの世でのうのうと生きてるんだ!みたいんな男でした。私が調査したんです・・・・・人間の屑、社会の迷惑みたいな男でした。」
「この世に要らない人間なのいない」なんていうのは綺麗事だということは、ここに居る4人には判っていることですが、さすがにそれでも何か重たい空気が部屋の中に漂っていました。
「そう・・・・鍼で人を殺す!・・・か。・・・・・・なかなかやるわね、その千冬さんって方。」亜美だけは何か感心しているようでした。
「それで庄次さん、そろそろ、その絵に描かれている女性の話にならないの?・・・・」
と亜美が続きを促しました。

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