FC2ブログ

プロフィール

ベスト

Author:ベスト
ここは、自分のこだわりを書き綴った場にしたいと思ってます。小説はすべて私の頭の中の妄想・空想を書き綴っています。


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


カテゴリー


FC2カウンター


「怪兵と亜美」第4弾

15章

「どうなって、千冬さんたちが裏切ったのか?・・・・私は、桔梗さんからだけ聞いた話で、桔梗さんが脚色していると思うのですが、・・・・・まずは、桔梗さんから聞いた話だけをします。・・・・・桔梗さんが、帰ってきて家に入ると、千冬さんと真希が、襲いかかってきたというのです。何と言っても真希は屈強な女コマンドです。陰間寺のお坊さんたち3人もあっと言う間に真希にやられてしまい、縛られてしまったというのです。千冬と真希はデキている。2人は私の金庫の中の貯金を持って、逃走したというのです。絶対に許さない、飼い犬に手を噛まれて許すような女じゃないわ・・・・あの2人には絶対に地獄を見せてやるわ・・・・・桔梗さんは相当に怒っていて、将に怒髪天をつくような形相なんです。・・・・私は、自分は桔梗さんの味方ですみたいな顔をして、出来るだけ当時の状況を聞きだしました。」

{それであの2人は、いくらくらい持ち逃げしたんですか?}
{・・・・・現金は、5百万はあったはずよ・・・・銀行の預金は手付かずよ・・・・・・・銀行は本人確認が要るでしょ・・・・これは持っていっても仕方ないと言って・・・・・でも、その代わり、貴金属から宝石まで・・・・・金目のもんは全部持ち逃げされたわ・・・・・・・ちくしょう・・・・こんな目に遭うなんて・・・・・私、初めてよ・・・・(怒)}
{・・・・それに、九州から2億円は貰ってきたんですよね。三枝子と代引きで現金が貰えるってことじゃなかったですか?}
{・・・ええ、それが、現金はまだよ。事情が出来て、江上真希を連れてきたら、纏めて払う(注:その際は、あわせて3億)ということになったの。だから、そのお金はあいつらには盗られていないわ・・・・}
{なんで、あの2人裏切ったのでしょうねえ。千冬さんが桔梗さんを裏切るなんて・・・・}
{・・・・だいたい貴方も貴方よ・・・あの2人デキてるじゃないの?・・・何で気づいてくれなかったの?・・・・・最初からあいつは裏切る予定だったのよ。私を縛るとき、この2人、完全に【恋人同士】だと思ったわ・・・千冬の奴、あんなに可愛がってやったのに、こんな風に裏切られるなんて・・・・}
{でも、よく真希1人で男性3人をやっつけられましたね。あのお坊さんたちも2人は、何か格闘技をやっていそうな武闘家って感じで身体が大きかったけど・・・・・}
{それが、千冬もなんか結構強いのよ。あの子にまさかあんな格闘技術があるなんて全然知らなかったわ。・・・・何か短い棒を持って、お坊さんたちをやっつけたのよ・・・・}
{へええ・・・・千冬さんが・・・・彼女って頭もいいし、美人だし・・・・凄いですね}
この言葉が、桔梗さんは、気に入らなかったようです。
{・・・・それより庄次・・・今日は帰って・・・・と、いうか当分会えないわ・・・・山崎三枝子のDVDは、そこの机の上に置いてるわ、あげる・・・・持って帰って!}
{ええ・・・・・わかりました。・・・・}
※山崎三枝子折檻記のDVDは、誘拐から陰間寺でのお供えまでの記録動画です
 いつか紹介することがあるかもしれません(笑)
{ありがとうございます。それじゃ、今日は帰ります。これから桔梗さんはどうするんですか・・・・}
{あの2人を追うのよ・・・・兄さん(これは陰間寺の玄竜住職)も面子丸つぶれよ。部下があんな目に遭わされたんですもの・・・・あの兄さんを怒らせたら大変なことになるわ・・・とにかく(ここで言い淀む)・・・・あいつらにきっちりケジメつけさせるわ・・・・
とっ捕まえて・・・・あたしたち裏切ったらどうなるかを教えてあげるから・・・(また怒)}

こうやって私は、桔梗さんの家を後にしました。
でも、私は、知っているんです。実は、男3人と桔梗さんが、密談する内容を隠しマイクで聞いていたんです。悪いのはどっちもどっちなんですよ。
彼女たちが、私に席を外すように命じた後、4人で密談した部屋には、昔から隠しマイクがあって、2階でその内容が聞ける仕組みになっているんですよ。これは、昔、桔梗さんの旦那が、「蔓」をやっていた時代に設備されたものなんですが、桔梗さんは、舞い上がっていて、私が、まさか2階で聞いているなんて思いもよらなかったようです。
その時の男たちと桔梗さんの話を掻い摘んでお話します。
実は、桔梗さんの方が、千冬さんを裏切って、売り渡すつもりだったようです。
長い間、責め手と責められ手の持ちつ持たれつの【恋人同士】だと思っていましたが、どこかにすきま風が吹いていたんですね。
実は山崎三枝子を連れて行くと、値切られたようなんです。本来は平山氏の怨霊をお慰めするためのお供え品として価値であり、その値段が2億だったのですが、売却することで穴埋めしようと玄竜さんは考えいたらしいのです。ところが、山崎三枝子が覚せい剤中毒だとわかったらしいのです。その道のプロが見ればすぐに判るそうで・・・・それも結構依存度が高い状況だったようです・・・これでは、売り物にならないって!」
「確かに平山さんの告白記にも、もともと彼女の自宅で大麻草を見つけたのが事件の発端さったをよね。」と令子
「ええ、そうです。大麻から覚せい剤を憶えるようになっていて、・・・・・・かなり薬物依存症が進行していたようなのです。・・・・それで三枝子自身の商品価値が下がり、売り捌くにはダンピングするしかなくなったようなんです。・・・・実は陰間寺に、たまたまジャッキー・リンという男が滞在していて、その男が海外への人身売買のバイヤーらしかったのです。彼が、三枝子は約束した値段では引き取れないと言い始めたらしく・・・・困った桔梗さんと実兄の玄竜さんとの間に激しい応酬があったようです。すると、そこで、ジャッキーという仲買人が、DVDに映っていた千冬さんを見咎め、彼女が欲しい、彼女もセットなら、、三枝子、真希と3人合わせて、4億出すと言い出したらしいのです。千冬さんを見たジャッキーが途端に顔色を変えて、これは非常にいい女だと!・・そういって・・・・確かに千冬さんは、とても日本的な清楚で和の美しさを持った女性ですし、見るからに教養があって知的な感じの日本女性ですから・・・・そこが素晴らしいとベタ惚れになったようなんです。・・・・彼女なら凄い高値で売れると・・・・・ハノイのチャーリーさんもきっと大喜びだと・・・・是非とも千冬さんが欲しいと。」
「ねえ、庄次さん、売人はジャッキー・リンって言うのよね・・・・・それと、ハノイのチャーリーっていったのね。ジャッキーは?」と亜美が真剣な顔で聞きなおしました。
何か亜美はチャーリー氏とジャッキー・リンを知っていそうな聞き方です。
「ねえ、亜美・・・・その2人を知ってるのかい?・・・」と怪兵が聞くと
「・・・・・・ええ、・・・・もし、私が知ってる男と同じ男なら・・・・・ちょっと因縁のある相手よ・・・・いつかみんなにも話すことがあるかもしれないわ・・・・・でも、千冬さんを連れてきたらプラス1億なんて可笑いと思わない?・・・・三枝子は売り物にならないのよ・・・・・・・・クスリ、それもシャブ漬けになった女を好むクライアントって結構少ないのよ。・・・・・売れない商品よ・・・・三枝子と真希は怨霊慰撫で、玄竜さんがお金を一部手出ししてると思うわ・・・・・それでやっと2人で3億だったのよ・・・・実際の市場価値はそんなにないわ・・・・・・・・・考えてもみて!!いくら美人といっても、名の売れた女優でもモデルでもないのよ・・・・所詮、2人とも普通の女よ。値段なんて二束三文が相場よ・・・・・今回は、怨霊慰撫が目的だから、億がつく・・・それも3億なんて法外な値段が付いただけよ・・・・それが三枝子がシャブ漬けと判っても、それで今度は千冬を加えて3人で4億!????・・・・確かに千冬さんは美人よ・・・・知的な素敵な日本的な美人であることは認めるわ・・・・でも、何度も言うけど、所詮は・・・スーパーモデルでも女優でもないのよ・・・・・そんなブランド力のある商品じゃないわ・・・・そんな女に何億も出すなんて普通じゃないわ・・・・おかしくない??」と亜美が訝しがっていました。
「亜美・・・・何のこといってるんだい?」と問いただしましたが、
「・・・・・・・・・まあ、本題とは関係ない話ね・・・・少し調べてみるわ・・・・・わかったらみんなにも話すわね・・・・」
亜美が話をはぐらかしたのが印象的でした。




コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://besuto.blog104.fc2.com/tb.php/1095-57eb3b6d

 | BLOG TOP |