FC2ブログ

プロフィール

ベスト

Author:ベスト
ここは、自分のこだわりを書き綴った場にしたいと思ってます。小説はすべて私の頭の中の妄想・空想を書き綴っています。


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


カテゴリー


FC2カウンター


「怪兵と亜美」第5弾

5章

翌日の夕方、亜美のリビングには5人の男女が顔を揃えていました。

奈緒美先生にとっては夢を見ているような24時間だったと思います。
24時間前の金曜の夕方、亜美と2人きりの女だけの愛の時間と思って、心ときめかしてこの家に来たことが、遠い昔のような気がしています。
あれから、生まれて初めて男性2人からの徹底的な愛撫を受け、今まで感じた事のないような恍惚の世界に誘われたのです。
雲の上を歩いているような幸福感・・・・そして快感・・・・そして長く心地よい眠り・・・・
今、周りに居る亜美と令子、怪兵と庄次が誰にも言えない性癖を素直に語れる仲間のような・・・・パートナーになったような気持ちなのです。
昨晩からの長い眠りでした。
眼が覚めたとき、亜美が裸体で近づいてきて、深いキスをくれました。
2人で愛し合い、一緒にお風呂に入り、亜美と長いスキンシップに浸りました。
奈緒美先生は、愛されていると感じたのです。
そして、夕飯前に亜美からの言葉。
「昨日は、奈緒美ちゃんごめんね。・・・・私、奈緒美ちゃんをファミリーにしたかったの。
・・・・・また、今日の夜も・・・・・奈緒美ちゃんと愛し合いたいわ!」
亜美から今晩のプレーの約束を貰い、奈緒美先生は、改めてこの週末にこの別荘に来たこを心底良かったと感慨に耽っていたのです。

亜美が夕飯の食事をしながら、4人に告げました。
この5人は、DIDという共通の性癖で結ばれた運命共同体であること。
そして5人全員が幸せを分かち合える存在になるよう努めること。
亜美は、自分の過去を語り始めました。
【ここで注釈】
ここで読者の皆様にお知らせです。
亜美は決して奈緒美先生をファミリーとは思っていません。このことは、怪兵も庄次も令子も理解しています。
同士はあくまでも4人であって、奈緒美先生は、所詮利用するだけの存在でしかありません。
衆議院議員であり、国家公安委員であり警察官僚OB。
今からのビジネスで役に立つ存在と思えばこそ、仲間に入れたことにして運命共同体のふりをしているだけなのです。注釈終わり




亜美がフランス諜報部の人間だったことや、亜美を奈緒美先生に紹介したイザベル・マルソーこそが、フランス諜報部のナンバー2であり、亜美自身ももとはその部下だったことを奈緒美先生に告白したのです。
そして今現在、亜美が画商として危ない絵を扱い、多くの利益をあげていて、その利益を奈緒美先生に献金出来ることを噛んで含むように説明していきます。
庄次カノンは、名画の贋作作りにかけては、世界一の名人であり、田坂令子は画廊のママであることも説明しました。

奈緒美先生は、東京大学出身のエリート官僚だっただけあって、頭の回転はピカイチな上、悪事に長け、飲み込みが早いのです。
瞬時に、この「えんけん会」というシンジケートに身を委ねることのメリットを即座に理解しました。
フランス諜報部ナンバー2のイザベルとの関係を続けることは、危険でありながら、十二分過ぎるほどのメリットがあり、その信任厚い亜美との関係もプラスであると。

民間人のこの4人に、調査した機密事項を話すことを決めたのです。
もちろん、その決定の過程に亜美との絶縁の恐怖や、またイザベルと会えることの期待があったのはもちろんですが、何か秘密めいた結社のワクワクするような企みの匂いに惹かれたのも事実です。
狡知に長けた奈緒美先生は、この時、自分の地位と身分を利用する為に、イザベルと亜美が近づいてきたことを感じ取りました。
今日だって、もしかしたら最初から自分を引き入れる為に????
でも、そんなことすらどうでもいい!と感じていたのも事実です。
亜美からの多額の政治献金は、非常に魅力的ですし、何より彼女にとってDIDプレーこそが、唯一の楽しみなのです。
この仲間たちのプレーは、奈緒美先生にとって初めて味わう快楽だったのです。
奈緒美先生は、亜美の告白を聞きながら、自分の将来の覚悟を決めた瞬間でもありました。


奈緒美先生が調査結果を語り始める前、亜美は、奈緒美先生の持参した報告書を5人が座るソファーの前のテーブルの前に置きました。
報告書とは、半年前から逃避行を続ける江上真希と栗原千冬に関するものです。
「少々、びっくりしたわ・・・・・まさか、私たちと繋がりがあったなんて・・・・それじゃ、奈緒美ちゃん、話して頂戴。美味しいお酒もたくさん用意してるの・・・・・みんなも寛いで・・・・ゆっくりと聞いて!」
そして、これから奈緒美先生の口から江上真希と栗原千冬のことが語り始まるのです。
そして、そこから語られた話は、亜美と令子、怪兵と庄次までもが驚くようなものでした。


コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://besuto.blog104.fc2.com/tb.php/1115-5ffec5a3

 | BLOG TOP |