FC2ブログ

プロフィール

ベスト

Author:ベスト
ここは、自分のこだわりを書き綴った場にしたいと思ってます。小説はすべて私の頭の中の妄想・空想を書き綴っています。


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


カテゴリー


FC2カウンター


「怪兵と亜美」第5弾

9章

「ところで、亜美。・・・・・どうして、この2人のことを調べるんだい・・・・それも、梶川先生・・・・・失礼・・・・もう、奈緒美さんって呼び合う仲間だったよね・・・・・
元公安の探偵社まで雇って・・・・どうするつもりなんだい」と怪兵。
「それは、私も知りたいわ・・・・・どういうことなの・・・この栗原千冬と江上真希って女性2人は・・・・・どんな関係?」と奈緒美先生。

奈緒美先生は、最近仲間になった為、「告白・平山宏彦」のことも、庄次が仲間になった経緯も半年前の「庄次の告白」も知らないのです。
このあと、庄次と怪兵が奈緒美先生には、過去からの経緯をゆっくり話すことになるんですが・・・・・。
「それじゃ話すわ・・・・・まず、栗原千冬とは、私と令子さんとは、まったく無縁じゃないの・・・・私も、少しは調べてみたの・・・・・まず、私の祖父は、パリで、名画の贋作を描くことを専門にしていたの・・・・怪兵さんには昔話したわよね、祖父の名前は、
ジャン・ピエール・プラティ二・・・・そして、その絵は、令子さんの祖父で帝国製紙会長だった斉藤英四郎氏に預けられ、更に令子さんのご主人だった中村智一氏を通じて世界に真作の絵とバーター取りされていたって?」
「ああ、確かに聞いたことあるよ・・・・・確か令子さんと知り合ったとき、令子さんの家には、売り捌けない贋作の絵が何枚かあって、それを亜美たちは、またどこかに売って儲けたんだったよね。」
「そうよ・・・・・その中村さんが、贋作を真作と偽って売っていた相手が、チャーリン・チャンだったのよ。・・・・それが、一つ目の因縁よ。チャーリーは、絵画を扱うときは
宋桂伯と名乗っていたから、令子さんはピンとこなかったけど、令子さんは、昔、ご主人と一緒に食事をしたり、ビジネスの現場に立ち会ったりしてたのよ・・・」
「そうよ・・・・あの宋桂伯が、チャーリー・チャンとは最初気が付かなくて・・・・・亜美ちゃんに教えられて思い出したわ・・・・・」と令子
「でも、千冬とは、もっと大きな因縁があるの・・・・・明日、私、パリに行くわ・・・・・
おそらく、ううん・・・間違いなく、千冬と真希を助けて、彼女たちは私たちの仲間になるわ・・・・・その時、みんなにも事情を話すわね。」

実は、千冬の祖父・王敏氏と亜美のボスであるイザベル・マルソーは、旧知の間柄だったのだ。
イザベルの父と王敏氏がビジネスを通しての知り合いであり、その縁で、イザベルは大学の3年生の時、一ヶ月間、王敏氏宅にホームステイしたことがあった。
当時、千冬は小学生。
千冬は、イザベルに懐き、一緒に映画を見に行ったり、ショッピングに出かける仲だったのだ。
そして、王敏氏は、フランス諜報部の有力な情報提供者でもあったのだ。
王敏氏が、フランス政府の協力者になった時期や経緯は不明だが、第二次大戦中のことらしい。・・・・戦後も、フランス政府にとっても、イザベルにとって、王敏氏は、東南アジアにおける重要な情報協力者であり、特に1997年の香港の中国返還に当たっては、貴重な情報をイザベルに提供してくれたのが、王敏氏だったのだ。
王敏氏には、数百人の鍼灸の弟子がおり、それらの中には、香港や中国政府中枢にまで情報網を持つものもいた。そして、王敏氏自身もソース不明ながら、しっかりとした情報元を持っていた。
イザベルは、その情報に何度も救われた経験があったのだ。
ある意味、イザベルにとって、王敏氏は父であり、千冬は妹のような存在であったのだ。
このことを、亜美がイザベルに報告すれば、千冬、真希の2人の救済を依頼するのは当然のように思われた。
亜美にしても、DIDマニアで格闘技に秀でた2人を仲間にすることは、将来の危ないビジネスにとって有利になるように感じられた。
また、亜美自身も、例えば千冬のように東洋の鍼で人を殺したり、中国武術に長けた女性、また真希のように格闘技のスペシャリストで全身鍛え抜かれた肢体を持った女性が好きだったのだ。
日本人女性で強く逞しく若く美しく・・・それでいてDIDの共通の嗜好を持ち合う女性を浴していたのも事実である。
千冬と真希には亜美自身が個人的関心を大いに持っていたのである。

パリに行った亜美は、イザベルと面談した。
イザベルは、亜美と同じ考えであり、また新しい仲間に加え、更には自分自身も仲間に加えて欲しいと言ったきたのだ。
イザベルは、2週間後に夏のバカンスを迎える。
イザベルは、バカンスの行き先を香港と日本にしたのである。








あとがき

この後は、千冬と真希を拉致監禁する物語が続くと想像された方もおられるかもしれません。
残念ながら、ここでは千冬と真希を力ずくで仲間にした訳ではありません。

日本であったことと、梶川奈緒美先生の調査の内容を亜美から報告を受けたイザベルは、
しばらく沈思した後に、亜美にこういいました。
「ねえ、亜美・・・・・私の今の立場(フランス諜報部ナンバー2)から公私混同はいけないことはわかってるわ・・・・でも、やっぱり王敏氏の苦悩やあの時いっしょに遊んだ千冬ちゃんのこと・・・・・これまでフランス政府に対する貢献・・・・・やっぱりここは千冬ちゃんを助けたいわ・・・・・」
「ええ、私もきっとイザベルお姐さまなら、そういわれると思って、パリに来たんです。」

こうして、イザベルと亜美は、千冬と真希を助け、陰間寺と桔梗の兄妹や香港のレッドウルフの魔の手から守ることにしたのです。
もちろん、DIDの貴重なパートナーとして、そして亜美の危険なビジネスの武闘派の配下として使うことも念頭においてです。
亜美の配下それはイザベルの協力者も意味します。
イザベルと亜美にとって、千冬と真希を仲間にすることは、プラスになると判断したのです。
イザベルと亜美は、バカンスを利用して香港に行き、王敏氏の病床を見舞い、千冬と真希の日本での出来事や、新たに陰間寺一派という裏社会を敵に回したこと。
そして、王敏氏が許すのであれば、イザベルが苦境から救出し保護する意思があることを伝え、王敏氏からは、「どうか千冬を助け、守って欲しい」と懇願されたのです。

王敏氏の言葉を持ったイザベルと亜美は、長崎に行き、千冬たちと面談したのです。
「宝来軒」オーナーへの紹介状を貰い、アポを取ってもらっての面談ですから、千冬も真希も二人を信頼し、イザベルに身柄を任せることを承諾したのです。
とにかく亜美の長野の別荘に移り、敵の動静を探ることにしたのです。

ここに、イザベル・マルソーをリーダーに、林亜美、田坂令子、梶川奈緒美、江上真希、栗原千冬の6人からなる秘密結社「えんけん会」が出来上がったのです。
21世紀の「プレーガール」を目指していきますから、次回作にご期待下さい。


コメント

貞吉様コメントありがとうございます。実は三枝子こそが一番思い入れのある女性でして・・・・個人的にとても複雑な感情がある女性です・・・・だからとても惨めで過酷な運命を強いました・・・・・でも、このまま消え去らせていいのか?迷ってます・・・マカオの奴隷になったことにしてますが、実は返品され・・・・京都の山奥の尼寺で毎夜、夜伽をさせられていて・・・・・どこかで復活させようかとも思ってます。救出されて善人になるのもいいですし・・・・悪女に拍車がかかって、怪兵と庄次を誘拐して弄ぶのもいいな!とか・・・・・はたまた彼女は今度はチャーリーに誘拐されて更なる過酷な運命になるのもいいかも!とか・・・いろいろ考えています・・・・・それよりも東京で桔梗たちに拉致され九州の陰間寺までの道中記とお寺での過酷な猿轡生活を克明に描いてみたいと思いますが・・・・性描写が下手なものでイメージが湧きません・・・・本当にブラジャー姿でビンビンに折檻される三枝子をどなたか描いていただけないでしょうか?・・・・・彼女が厳しい責めを受けるシーンを読んでみたいです。どなたか是非陰間寺秘聞をお願いします。

『ミッションインポッシブル』(笑)

いつか、このグループの『ミッション』として、マカオ上流婦人の変態たちの餌食になっている(調教描写も希望(笑))、猿轡の似あう顔美人の山崎三枝子嬢の救出もお願いしたいっす!!!

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://besuto.blog104.fc2.com/tb.php/1119-0be5a131

 | BLOG TOP |