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ここは、自分のこだわりを書き綴った場にしたいと思ってます。小説はすべて私の頭の中の妄想・空想を書き綴っています。


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元女優 田坂令子53歳 夜話

8章

「本筋に入る前に、ちょっと話は脇道から入るわね・・・・みんなは私たちなんかよりずっと年上で、子供の頃かもしれないけど・・・・アイドルに守口瑤子って人が居たの知ってる」
「??????・・・・さすがにその名前は知らないね・・・・誰・・・・さっきの【暴れ十庵】の話から遠ざかっていくみたいだけど(笑)・・・・僕たち・・・・近道で・・・早く令子さんの猿轡シーンの話が聞きたいんですけど(笑)」と怪兵
「もう焦らないで・・・・ここを急ぐと女の子に嫌われるわよ(笑)・・・・・・長い長い話だけど関係あるし、繋がっているのよ・・・・・夜は長いから、ゆっくり酔いどれ女の長話に付き合うって言ってくれたんじゃなかったっけ!・・・・・・」と令子
「すみません(笑)もちろん付き合いますよ・・・・令子さんのお話なら、いつでも、どこまででも!・・・・(笑)」
「そうよね(笑)・・・憧れの女優の話がイヤなんてないわよね(笑)・・・・それじゃ、・・・・・脚本家の城野鉄也は?・・・・・」と令子
「ええっと・・・・城野鉄也・・・・聞いたことあるなあ・・・・」
「そう城野鉄也ってテレビ時代劇の脚本家の名前よ。」
「ああ、昔の大江戸捜査網やなんかで、そんな名前、オープニングの画像で何度か見たことあるよ。・・・・でも、あんまり有名じゃないよね?・」
「ええ、その守口瑤子というアイドルの脚本家ネームが男の名前で【城野鉄也】なの・・・・・確かに城野鉄也では、あんまり脚本書いてないかも!!」」
「????????・・・・・ちょっと付いていけないけど???????何それ?」
「それじゃ、監督の逸見実は?」
「その名前もテレビ時代劇で見たことあるよ。確か監督だよ」
「そうよね、逸見実は、テレビ界ではかなりの大物監督だった人よ。・・・・・・その上で、最初から話すわね・・・・・・16歳でアイドルデビューした守口瑤子・・・・確か今、還暦は越えているわ・・・・私より10歳近く年上よ・・・・・彼女とだけは、唯一芸能界時代の付き合いが今でもあるのよ。・・・・・・デビューしたけどまったく売れなくて・・・・本人曰く・・・・唄が下手すぎた・・・・確かに今会っても凄く綺麗な顔立ちをされているわ・・・・・・若い頃はホント美人だったわ・・・・・それで守口瑤子は、歌手を諦め、女優に転身を図るけど、これもまったく駄目・・・・芝居がダイコン過ぎてたらしいわ・・・結局、二十歳前で芸能界を引退するの・・・・・でも、彼女、脚本家としての道を目指すのよ。それも時代劇のね。伝手を頼って有名な脚本家グループの葉村彰子チームに弟子入りするの・・・・・・そこで彼女は文才を花開かせるのよ・・・・他人に聞いたけど、文章力や構成力が抜群だったらしいわ・・・・・・それじゃ、みんなは小平麻美って知ってる?」
「小平麻美って、昔歌手がいたよね。・・・確か「アイ ラブ ショパン」って曲がヒットした」と庄次
「ええ、それなら私たちも知ってます・・・・というか、やっと知ってる話題になりました(笑)・・・・その曲なら、カラオケで歌いますよ」と真希

「ええ、あの小平麻美よ・・・・・守口瑤子のペンネームが小平麻美なの・・・・・・・30歳を過ぎて作詞も手がけて何曲かヒット曲を書いたのよ。そして1曲だけ、歌手だった頃の思い出が忘れられずに自分のレコード(もう死語)出したら、これが大ヒットして、有名になったのよ。でも唄下手は治らないので、ほとんどテレビで歌わず、たまに出演しても口パクだったわ・・・・・」と令子
「ああ、凄い美人だった・・・・華奢な身体で顔が長くて髪が綺麗で・・・・翳があって、どこかに頼りなさげな雰囲気が漂っていて・・・・好きなタイプだった。・・あれで当時、三十路は過ぎて居たんだよね。・・・・・・でもあの一曲で消えたよね」と庄次

「唄はお遊びだったから、どんなに2曲目をってお願いします!!って、レコード会社から懇願されても拒否したらしいわ・・・・・・作詞はやってたけど・・・・守口瑤子こと小平麻美は、二十歳で脚本家を志し、時代劇脚本家グループの葉村彰子集団に出入りし、そこで、監督の逸見実と出会うのよ・・・・・もちろん、枕営業だったと思うわ・・・・・そんな噂を聞いたことあるわ・・・・身体の関係になり、逸見監督の口利きで、『城野鉄也』という男の名前で時代劇の脚本を書くようになるの・・・・・時代劇って昭和50年代辺りまで男の名前じゃないと通用しないところがあったらしくて、・・・・それから葉村彰子グループのリーダーの山下さんにも逸見監督から「眼にかけてくれ!」と言わせて・・・・・それにやっぱり美人だし、憂いがあるし・・・・・・・・【水戸黄門】や【江戸を斬る】の月曜8時は「葉村彰子」の名前で脚本を書かせてもらって、大江戸捜査網や伝七捕物帖は、「城野鉄也」の名前、そして現代劇のラブストーリーの時だけ「小平麻美」のペンネームを使い分けていたの・・・・・まあ、売れてる脚本家だったと思うわ・・・才能も確かにあったし・・・・・それから、昔は、監督・プロデューサー、脚本家なんかがグループを形成してて、助監督やディレクターを始め、照明や小道具係りなんかもみんな家族みたいになってテレビ時代劇は撮影してたらしいのよ。小平麻美も脚本家兼逸見実の助手兼助監督みたいな感じで撮影現場に張り付いていたわ。撮影所で脚本書いてる姿を見たこと何度もあるもの。」と令子
「まあ、分かったよ・・・・それで、その守口瑤子さんこと後の小平麻美がなんだって言うの・・・・ちょっと話がややこしい!!」と庄次
「もう庄次さん、そんなに急かさないでよ。もしかして、焦らされて怒ってるの?」
「怒ってないけど・・・・・その小平麻美の猿轡シーンでもあるっていうのかい?確かに凄い美人歌手だったから見たいけどさ・・・・・」と庄次
「ふふふ・・・・そうよ。あるわよ。」
「ええ!・・・・マジで、あの小平麻美に猿轡???それって現代劇のガムテとかじゃなくて?」と庄次
「いいえ!・・・・時代劇でしっかり唇割った猿轡よ(少し自慢気)」
「それ聞きたいし、観てみたい・・・・・いくつくらい(何歳)の時!!{アイ ラブ ショパン」より前?後?」

「ふふふ、だから焦らないで・・・・・真希さんは呆れてるわよ」
「いいえ、そんな・・・・・凄く興味がある話です・・・・私たちも観たいです」と真希

「ちょっと待ってね・・・。じゃ話を続けるわ・・・・実は・・・・・その小平麻美は、私と同じ性癖で、女の子が囚われて縛られて猿轡されるDAMSELL IN DISTRESSにしか萌えない女性なのよ・・・・・・・そしてついでに言うと逸見実監督も、・・・・・同じ性癖のDAMSELL好き。・・・・・もちろん、本人は周りの人に気づかれないよう気をつかっていたわ。・・・・・小平麻美と逸見監督は、きっとそんな共通の性癖があって、親しくなったのよ・・・・私、そうね。さっきの2作目の【徳川風雲記】が終わった頃、・・・・その前後かしら・・・・ある時気が付いたのよ・・・・・小平麻美が脚本した時代劇には、妙にDIDシーンが多くて、必要に以上に猿轡シーンがあるって・・・・・もちろん、誰にも言わないわよ・・・・それに名前も「城野鉄也」じゃなくてグループの「葉村彰子」の時が多いけど・・・・勝手にそう感じたの・・・・・」

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