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ここは、自分のこだわりを書き綴った場にしたいと思ってます。小説はすべて私の頭の中の妄想・空想を書き綴っています。


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元女優 田坂令子53歳 夜話

15章

「やっと、辿りついた。【暴れ十庵】だよね。」と怪兵
「ええ、そうよ・・・紺野利枝子が【由美姫】を一年間演じた後の時代劇に今度は私が出演したの・・・・でも、主役の不祥事で、途中で打ち切り、お蔵入り・・・・ここが、紺野利枝子との運命の分かれ道。私には運がなかったのね。・・・・この後、しばらくして、死別した主人と出会い、芸能界に嫌気がしてた私は、2年後に結婚引退したのよ・・・・」

一同・・・うなづく

「それじゃ、私の猿轡シーンね。まず番組がスタートして2話目だったかしら、3話目だったかしら・・・・大下優子ちゃんの名シーンがあったのは(笑)」と令子

「ああ、確かに2話目だよ‥‥俺、覚えてるよ。テレビガイドのタイトルが『美人女医に迫る兇族の魔の手』・・・・・絶対に田坂令子に魔の手が迫ると思って・・・・そのうえ、雑誌で、大下優子の猿轡写真が載るし・・・・正直、狂喜乱舞ものだったよ・・・」と怪兵
「そしたら、肩透かし(笑)」と千冬
「ああ、大下優子のは強烈だったね、確かに・・・でも令子さんにはなし(笑)」怪兵

「どんな内容?」と庄次

「まあ、内容は、江戸市中を騒がす盗賊が、町方に追われながらも逃げ落ち、アジトに潜むのさ・・・でも首領は、逃げる際に大怪我を追ってしまう。首領に死なれては、これまで盗んで隠した金の在り処が分からなくなってしまうので、子分たちが必死の看病をするのさ・・・・医者を呼ぶことになり、令子さん演じる半井千鶴先生のところに往診を頼みに偽の商人がやってくる。大下優子を連れて往診に行く千鶴先生。
相手が盗人と分かり、自首を進めるが、大下優子が人質にされ、千鶴先生は仕方なく手当をするのさ・・・・・必死に手当てをする千鶴先生の傍らで、緊縛猿轡されて人質にされている大下優子。「そっちの小娘は猿轡噛ませて柱に縛りつけておけ!」と盗っ人から言われて、大下優子の猿轡を噛ませるシーンがばっちりあるのさ。・・・・・・・ピチピチの勝気な小娘が、千鶴先生が見ている目の前で、問答無用で素早く縛り上げられ、手拭をかけられるんだけど・・・・・・・身体をくねらせる姿が目に焼き付いているよ・・・・・・そのうち、千鶴先生が、「手術をしなければ、命が助からない。手術道具を取りに帰らなければ!」と言い出し、千鶴先生が、大下優子を残して自宅に帰る場面があって・・・・・
その間も大下優子は延々と人質として、長時間厳しい猿轡を噛まされたままなんだよ。・・・・灰色の手拭に小ぶりの胡桃のような結びコブがあって・・・それが、本当に頬を割ってしまうような厳しいくい込み方の猿轡なんだ・・・・・・口にしっかり噛みこまれていて・・・・本当に、絞り上げられたって感じで・・・・・結構長い時間、色んな角度から猿轡を噛みこんだ顔が映し出されて・・・・・灰色の手拭が唾液でしっかり変色して・・・・マニアから見たら大興奮の超秀逸なシーンだったよ・・・・でも、よく大下優子もあんなシーンをOKしたもんだよね・・・・元超人気アイドルだよ・・・それに小さく膨らんだ着物の胸の上下にしっかり胸縄は食い込んでるし・・・・着物のすそが乱れて膝小僧がチラ見えするシーンもあって・・・・悪党から{へへへ・・・・おい見ろよ!!・・・こいつは堪らなねえや}
なんて舐められるような下品な目つきで睨まれて・・・・大下優子は、かなり気の強い小娘の役だから、思いっきり下衆たちを睨み返すのさ・・・・でも、何度も言うけど、着物の裾が乱れがあって、生足がチラ見シーンがあって・・・・後ろ手縛りの上下の胸縄・・・・そして頬が括れるほどきつい猿轡・・・・唾液で結びコブが変色・・・・大下優子も若いけど中々の演技派で、猿轡を噛みながらいろんな表情を随所に見せるのさ・・・怒った顔、悲しい顔、相手を睨みつける顔、口惜しそうな顔・・・・それのアップシーンや静止画があって・・・・・・大下優子の演技も大変だったと思うけど、素晴らしい表情の連続なんだ・・・・いや~あれは最高傑作だったな」と怪兵の精緻な解説が入ります。

「最後は、令子さんも縛られ、大下優子と並んで座らされるシーンがあるのに、大下優子は延々と厳しい猿轡を噛み締めたままで、令子さん演じる半井千鶴先生は後ろ手縛りの猿轡なしなのさ・・・・悲しい顔でグショグショに唾液で濡れた手拭を噛み締めてる大下優子と猿轡なしの令子さんが、{大丈夫よ!}って眼で無言の会話をするんだ・・・・・・・あれって見ていて相当口惜しかったよ・・・・どうして憧れのアイドルの田坂令子には猿轡はないんだって!!!!!・・・・あって不思議じゃないシーンというか、あるべきシーンなのに!!!・・・・あれってなんで!!」

「ふふふ・・・・そうなんだ。DIDマニアってやっぱりそう思ったのよね・・・・・普通の人はそんなことなんとも思わずドラマ見てるんでしょうけど・・・・・私も絶対おかしいと思ったわ・・・・でも、撮影中に、{なんで私には猿轡がないんですか?}なんて言えないし・・・・・そして、撮影のあった当日の夜・・・・・京都で撮影だったから・・・・京都のホテルに小平麻美さんからその日の夜に電話があって、今晩逢えない?・・・・・私、今、渡月橋近くの旅館に部屋を取ってるのよ・・・・明日は貴女は撮影お休みよね・・・・お部屋にいらっしゃらない?って・・・・あの晩のことは忘れられないわ・・・・ふふふ」



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