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Author:ベスト
ここは、自分のこだわりを書き綴った場にしたいと思ってます。小説はすべて私の頭の中の妄想・空想を書き綴っています。


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時代劇体験ツアー

序章3

胸縄を掛けられていく優子は息遣いが荒くなってきたのが自分でもわかる。
「私・・・縛られちゃう・・・いやっ、いやーん・・・」
声には出さないが突き上げるような切なさが心地よく夢うつつになる自分が居る。
「優子が総選挙で1位になったのを見て本当に悔しかったわ。なぜこんな小さくて可愛いけど美人でも無い子がトップアイドルになって私が落とされてしまったんだろうって」
景子はいつのまにか優子ちゃんから優子へと話し方を変えていた。
「でもやっぱり優子はアイドルね。午前中のシーンもとっても可愛かったもの。猿轡されて恨めしそうなカメラ目線でイヤイヤするのなんて天性の素質なのね。またはそんなことされるのがスキだったりして」
「・・・違います・・・私そんな変態じゃありません。精一杯役柄になりきろうとして・・・」か細い声で優子が否定する。
「まあいいわ。嫉妬もしたけどお陰でこんなに可愛く成長してくれた優子が私の手に落ちたんですもの。悔しいの?もう手遅れよ。」
「景子さん何を仰っているんですか?冗談はやめてください」
と言いながら身をくねらせてもがく優子。
しかしさほどきつく締められたわけではないのに、もがいても全く縄目は崩れない。バスト上下に巻きついた麻縄は綺麗に揃えられて6重づつ優子を縛めており、適度な遊びがあるのかもがくたびに身体がしなやかに動く分艶めかしささえ漂ってくるのだ。
姿見の中には厳しく縛りあげられた町娘姿の優子が居る。思わず正視したくないとばかりに目をそらす優子の顎を景子が捕まえた。
「ほら、よく見るのよ。とっても可愛いんだから」
優子の耳たぶを甘く噛みしめて景子が囁く。
「さあ、仕上げに入らなきゃね」景子が茶色の布を優子に差し出した。
「・・・猿轡も・・・景子さんが私に噛ませるんですか?」
優子が上ずった声で尋ねる。
「そうよ。だってこれからの場面は午前中の続きだから貴女は縛られて猿轡を噛まされたままなの。わかった?」
「今は令子さんと悪党どものやり取りが中心のシーンを撮影しているはずよ。貴女は取引の大事な材料だからときどきシーンが挿入されるけど、それは編集でどうにでもなるわ。戻ってからのシーンは千鶴先生が手術道具を取りに戻っている間の人質として捉われの身の優子が下品な荒くれ共の前でからかわれて、気丈な優子は睨み返したり抵抗したり、うなだれてしまったり、という演技力がとっても必要な設定なの。お口はお話しできないから表情や猿轡の噛みしめ方で無念さや情けなさを演じるのよ」
そう言って景子は午前中に使ったのと同じ優子の唾液の湿り気が残る布に瘤を作って優子に厳しく噛ませ、うなじで締め上げた。
「・・・ううっ・・・・んぐっ・・・・んんん」
首を左右に振って抵抗する優子の口元を景子は丹念に指でなぞって噛みしめ具合を点検する。
「これからロングランの撮影になるわ。頬は食い込むくらい締めあげればいいんだけど、瘤が口からはみ出ずに、かといってお口にすっぽり入らずで加減が難しいのよね」
「ううん・・むうん・・ううううむう・・うん・・ううん・・・」

景子は惜しむように慈しむように優子の耳たぶを優しく噛みしめてから、猿轡されたままの優子の唇に自らの唇を重ねた。
「可愛い優子は私だけのものよ。でもそろそろスタジオに行かなければね。その恥ずかしい姿を皆さんに見てもらいなさい。さあお立ち!」
縄尻を引き上げて立たされた優子は景子に小突かれて後ろ手緊縛の噛ませ猿轡姿でスタジオへの通路を歩かされていく。
景子がいじわるで縄尻を時々緩めたり引き戻したりするので、よろよろしてしまい、あたかももがきながら誘拐されていく様子にも見えてしまう。
局といえども通路は日常空間なので普通に背広姿のスタッフや局アナや他番組の出演者がすれ違うのだ。
「あら優子ちゃんよ!捉われの身なのね、可哀想・・・でも可愛いわね」
「景子ちゃん、優子ちゃんに変な趣味を教え込まないでよ」
中には縛りあげられた町娘の優子を舐めるような目つきで凝視する男性もいた。色んな声と好奇心の視線を受けながらスタジオ入りする優子だった。

「お疲れ様」スタジオに助手の声が響く。
「令子さん、少し休憩を入れましょう」
「ええ、後はお千代が居ないと撮影できないですものね」

スタジオでは撮影が順調に進み令子演じる千鶴先生が悪党どもの要求を呑んで親分の治療をすることを約束し手術道具を一旦取りに戻った後、手術も行う場面までの収録が終わっていた。
悪には決して屈しない千鶴も助手の深川小町ことお千代を人質に取られて已む無く指示に従ったのだ。
時折捉われのお千代に「大丈夫よ」と目で語りかける場面が有るのだが、そのシーンは後の編集で千鶴とお千代の交互のアップで構成される。お千代は緊縛されて猿轡を噛まされているので目での意志疎通になるのだ。

その頃、お千代役の優子は景子に縄尻を握られたままで小突かれながらスタジオへと向かっていた。ストーリー設定どおり既に縄目を受けて猿轡も噛まされて局内の日常空間を引き回されている。
少し前までは押しも押されぬトップアイドルとして何度も通った通路をドラマの役柄とはいえ惨めな緊縛を受けた姿で歩かされるのは屈辱的で惨めな気持ちが込み上げてくる。
厳しく後ろ手に縛りあげられ猿轡も噛まされた優子は芸能人が珍しくない局内でも注目を浴びるようで、まず無関心な人は居なかった。
「まるで私って見世物にされているみたい・・・。ドラマでの役はお仕事だから仕方ないけど、こんな姿で局内を連れまわされるなんて・・・イヤイヤイヤ・・・そんな目で見ないでください。これって撮影の準備なんです・・・」
そう叫びたい優子だったが声は封じられている。その惨めさが優子の秘めた性癖を妖しくくすぐるのだった。
「・・・私・・縛られた姿をみんなに見られてる・・・悪い人に捕まっちゃったの・・・ああっ・・・これからどうなっちゃうの?」
妖しい胸の高まりを抑えきれない優子に景子は
「さあ、じたばたしないのよ!貴女はもう逃げられないの」
と周囲に悟られないよう小声で囁きながら哀れな小娘を引っ立てていくのであった。

「おまたせしました!あらっもうお千代待ちなんですね」
景子がスタジオのドアを開けて入っていく。背中を小突かれておずおずと入っていく優子も一緒だ。

「あら。いよいよ捉われのお千代ちゃんの登場ね」と令子が返す。
「お待たせした品物、確かにお届けしますわ」
おどけたように景子が優子を差し出す。
令子は景子から受けた縄目姿の優子をしげしげと見つめて、
「うん。これなら大丈夫そうだね。可哀想な人質って感じね」
そして優子の顎を手の平に乗せ、
「可哀想にね。正義感の強い女医さんの助手という役柄だから人質にされちゃうのね。これも身の不運と思ってあきらめなさい」
と語りかけながら、鼻先を指でツンと突いて
「頑張ってね、優子ちゃん」
とゾクっとする表情で優子に語りかけるのだった。

「さあ、撮影再開するよ。景子ちゃん、お千代をそこの柱に縛りつけてくれるかな」

いよいよ捉われの身となった優子がメインになるシーンの撮影が開始される。

悪党の隠れ家となった廃屋の柱に縄尻を繋がれて横座りの格好で必死にもがく優子が演じるお千代の後ろ手に縛られた手首が障子の破れから覗く目線で撮影は始まった。
「うん・・・・ううん・・・うう~ん」
優子の呻き声だけは聞こえるが、姿は障子の幾つかの破れからところどころ見えるだけだ。しかし哀れな人質が緊縛されて放置されて必死にもがいているのは十分に想像できる演出だ。
やがてカメラは障子の向こう側で捉われの優子を舐めるように映していく。
景子が施した縄目は優子のバスト上下に6巻きづつ綺麗に揃えて二の腕と身体を締め上げており、激しいもがきでも全く乱れない。縄の模様の太いベルトがバスト上下に巻かれているのではと錯覚するほどに優子を厳しく縛りあげている。
そして猿轡を噛みしめたお千代こと優子の顔がアップになる。景子に噛まされた布の瘤は既に唾液を吸いこんで色が変わっている。

先程、景子から令子に引き渡されて令子が優子に近寄って来た時は優子は何故か無性にうれしい気持ちになった。猿轡を噛みしめたまま大きな瞳を見開いて令子を見つめて少し拗ねたような表情で甘えてみたのだ。
「令子さん・・・優子、こんな目に会っちゃてるの・・・助けて」
そういう気持ちで令子にすり寄ってみようとしたのだが、令子は冷たく、景子と口裏を合わせたように優子に接したので優子は落胆してしまったのだ。
しかし、カメラが回る寸前に令子は柱に縛りつけられた優子に駆け寄り
「優子ちゃん、さっきはごめんね。貴女には捉われの身に成りきって欲しくて景子さんと組んでわざと殊更に惨めな気持ちにさせてみたのよ。流石に子役から頑張ってきただけあって、すっかり成りきってくれて嬉しかったわ。これから一人のシーンで汚らしい男どもが下品な言葉や視線を貴女に投げかけてくるわ。私は優子ちゃんをずっと見ているから気持ちを強く持って思い切り捉われの身に成りきるのよ。睨み返したり、おびえてみたり、あきらめてうなだれたり、恨めしげに見つめたり、目をそらしたり・・・。私がここはこうするのよって雰囲気を伝えてみるから迷ったら参考にしてね」

カメラに入らないギリギリの場所に陣取った令子は優子の演技を見つめて、さりげなく変化する表情を自ら演じて見せていた。
優子は尊敬する大女優の令子が心強い仲間になってくれたことで、心が楽になり秘めた願望で持っていた捉われの身に落ちることが出来たのだ。

「お前の先生が道具を持って戻り、親方の治療が終わるまではお前さんには手を出さないから安心しな。しかしたまんねえな」
「小娘だと思っていたが上玉だぜ」
「まあ、少しだけ我慢しようぜ。大先生の治療が終わったら二人揃って楽しませてもらおうとするか。へっへっへっ」
シナリオと解っていても捉われの身に成りきってしまった優子はすっかり演技を超えて聞こえてしまい思わず卑劣な悪党どもを睨みつけてしまう。
「ううっ・・・うううっむっ・・むうう・・・(何て卑怯な)」

「気の強い小娘だぜ。どれ先に味見させてもらうか」
「おいおい、早まるな。俺は年増をいただくから、小娘はお前に任せるから」
「そうか、さんざん楽しませてもらったら南蛮にでも売り飛ばすとしようぜ」
「んんんん・・ううう・・・・(そんなの・・・イヤッ・・)」
勝気な表情から抗うことを止めて、うなだれて首を振る優子。

先生が戻ってきて治療を見つめるシーン設定では恨めしそうに猿轡を噛みしめたり、悪党どもの治療後の企みを知らない(ことになっている)千鶴に訴えるような、すがるような視線を送ってみたりする。時折無駄な抵抗で縄目から逃れようともがいてみたりするが、もちろん縄目が緩むことは無い。

優子だけのシーンの撮影が終わり、そのまま休憩なしで令子が合流した。悪党どもが美女二人をタダで返すわけが無い。企み通りに世話になった先生さえ縛りあげられて優子と並んでのシーンの撮影になった。
千鶴に悪党どもの企みを伝えられなかったばかりか、捉われの身にさえ成らせてしまって、何とも言えない情けなさそのままの格好で千鶴を見つめて縛られた身をよじるお千代役の優子に「大丈夫よ。気を強く持つの」と目で語りかける令子。

優子はもう撮影であることも忘れ、哀れな捉われの町娘に成りきって心地よい縄酔いに浸ってしまっていた。

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