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怪兵と亜美 第3弾

15章

胸躍らせていた庄次カノンに向けて、その時、亜美が突然拳銃を向けたのです。

正面から拳銃を向けられる。
素人の庄次にとっては腰が抜けそうな恐怖だったと思います。
※これまでは、数回、庄次カノン=盆土栄二で表現していましたが、ここからはまた庄次カノンで統一します。

「さあ、大人しく中に入りなさい、庄次・カノンさん」
彼自身、久しぶりに本名を言われて、得も言われぬ恐怖は頂点に達しました。
「イザベルさんから頼まれて来たの?と言えばすべてお判りよね。さあ、そこの床に座りなさい。」
たぶん、この瞬間、庄次の全身の細胞が硬直したと思います。
もう、庄次は膝が震えて歩くことさえままなりません。
あの恐怖の魔女 イザベル・マルソーの追手がついにやってきたと覚悟を決めざるをえません。
硬直して立ちすくむ庄次に亜美が笑いながら話出したのです。
「ふふふ、ごめんなさいね。撮影会なんて真っ赤なウソよ。・・・・まさか、探し求めた庄次カノンと裏窓怪兵が知り合いだったなんて・・・・・そして二人の憬れの女性が、私の愛人の田坂令子だったんですものね・・・・・・ふふふ。本当に神様って居るのね!・・・・
ねえ、令子さん、出ていらっしゃいよ。」

すると、声を聴きつけて、隣の部屋から田坂令子が現れました。
部屋着とはいえ、優雅に髪をアップにして濃橙のワンピース姿です。
「あら、いらっしゃい。亜美さん、この方?私を描きたいとおっしゃる絵描きさんは?
残念でしたわね。私が縛られているなんて期待されたのかしら?・・・・クスクス。お生憎様。またの機会には是非?・・・・・ふふふ。」
「・・・・・・ちくしょう・・・・・・・・・騙したな・・・・・」
庄次カノンはそういうのが精一杯です。
「これでもあなたを生け捕りするのに趣向を凝らしたつもりよ。・・・・・いかがでした。私の生け捕りのおもてなしは!・・・・貴方が描いたイザベルの絵は確認したわ。よくまあ。あの人を縛れたわね。あなたくらいよ。彼女にあんな仕打ちが出来るなんて・・・・さあ、おとなしくそこに座りなさい、正座するのよ」
「俺をどうするつもりだ・・・・・」
「そうね。イザベルからは整理するように言われているわ。もうあの絵を処分すれば、日本には用無しですもの・・・・・ふふふ」
整理というシビアな言葉を聞いて、庄次は卒倒しそうな恐怖だったと思います。

「ねえ、令子さん、怪兵はどうしてる?・・・・・おとなしくしてる。」
「ええ、ご覧になる。そうそう、庄次さん、あなた怪兵さんとは面識ないのよね、メールだけのおしゃべりでしょう?・・・・それじゃ、怪兵さんに会わせてあげるわ。こちらにいらっしゃいな。」
令子に導かれ、背中からは亜美の拳銃に押されながら、庄次が居間に促されました。
「令子さん、怪兵は?・・・・・」
令子はクスクス笑うのみ。
するとどこからか「うぐぐぐ・・・」と言う呻き声が聞こえてきます。
「亜美ちゃんごめんなさい。どうせ整理するから好きにオモチャにしていいとおっしゃったから・・・・・ちょっと悪戯してるの!」
令子がクローゼットの扉を開きました。

コメント

言われて見ると確かにそうですね。
ドラマでのDID女子は、善玉が圧倒的ですもんね。
悪玉女優がDIDされるのに飢えてた感はありますね。

そういえば、ベスト様の小説は悪女が多いですね。

コメントありがとうございます。
加納さんには、カノンへの責めが物足りなく感じるはずですが、
ご勘弁ください(笑)

いやぁもう好きにしてくださいって感じです(笑)。
自分のことのようにドキドキさせていただいてます。

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